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U.S.ジープ・ウイリスMB (タミヤ 1/35)

タミヤ 1/35 ウイリスMB パッケージ

1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.219
株式会社 タミヤ
1997年10月発売(発売時価格 ¥1,300 )
2015年9月購入 (購入時価格 ¥1,600 (税別))


プラモデルの飾り台 を作っているときに出た失敗作に情景テクスチャーペイントのターフなどで作った沼地のような場所に置くためにジープを買った。

ジープは1940年、アメリカン・バンタム、ウイリス、フォードの3社で試作、改造を競い、ウイリスMAを基本形とし、フォードGPのフロントデザインを合わせたものがそれぞれウイリスMB、フォードGPWとして制式採用された。
1945年8月の大戦中にウイリス、フォード社で64万台が生産された。
MB/GPWジープと呼ばれるもので両者のパーツはすべて互換性があったようだ。

で、このプラモデルはウイリス社のもの。

大戦後は「ジープ」という名称をウイリスが商標登録したようだが、その後もメーカーの合併やらなんやらで商標権は転々としている模様。
一時期、日本のテレビCMで「ジープと呼べるのはJEEPだけ」とかいうのもあったっけ。

 

倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。

 

パッケージ

タミヤ 1/35 ウイリスMB パッケージ

(写真上) パッケージ側面には前後、側面から見た図とジープの解説

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB パッケージ 解説

(写真上) 「兵員や物資の輸送、偵察、連絡など幅広い任務に使用された。」とある

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB パッケージ

(写真上) 反対側の側面には小物と絵とその名称、模型要目が描かれている

模型要目によると、

  • ボンネットは開閉選択式
  • フロントグリルはスライド金型によりボディと一体成形
  • 幌は折りたたんで助手席下に格納した状態

等々。

で、左側に描かれているのが・・・

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB パッケージ

(写真上) 「”Jeep”と、ジープグリルのデザインは、クライスラー社(U.S.A)の登録商標であり、ライセンスの下で使用されています。1997年。」
・・となっている。

ちなみに、2018年現在、”Jeep”の商標はフィアット・クライスラー・オートモービルズ社がもっているらしい。
イタリアのフィアットが経営不振のクライスラーを買収し完全子会社化したようだ。
模型化するときの承認手続きも大変ですなぁ。

アラ!?
クライスラーが商標持っているというこの図柄と文言のパッケージ、今となっては貴重なのか?

 

キット構成

タミヤ 1/35 ウイリスMB キット構成

(写真上) キット構成はこんな感じ

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB パーツ

(写真上) オリーブ色のパーツのランナーが2つと、車体のパーツ

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB 車体

(写真上) で、これが「(比較的新しい技術の)スライド金型によりボディと一体成形したフロントグリル」をもつ車体

このグリルのデザインをフィアット・クライスラー・オートモービルズ社が商標登録しているわけですな。

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB 組み立て説明書

(写真上) 横長両面印刷の組み立て説明書

ざっと8ページ相当分。

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB 組み立て説明書

 

タミヤ 1/35 ウイリスMB 組み立て説明書

(写真上) 組み立て説明書のマーキングと塗装の指示では1944年から1945年の頃の5つの所属分が指示されている

 

ドライバーの人形1体付き。
全長:96mm、全幅:46mm。

 


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