【自動車プラモデルのストックリスト】アリイ 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.33 ’71 フェアレディ 240Z(改) (昭和46年)を買った。2代続いたオープンボディのダットサン・フェアレディからモデルチェンジし、クローズドボディとなって1969年に登場した初代フェアレディZ・ S30型系。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
’63 ホンダ T360 幌付き (アリイ:マイクロエース 1/32)
1/32 オーナーズクラブシリーズ No.46
’63 ホンダ T360 幌つき(昭和38年)
株式会社 マイクロエース(有井製作所(アリイ))
購入年月・・忘れた (購入時価格 ¥800(税別))
模型店の店頭で見かけたオーナーズクラブシリーズの作例を見てこのシリーズをいくつか購入した中の一台。
T360は昭和38年(1963年)に登場したホンダ初の4輪自動車で、日本初のDOHCエンジン搭載という軽トラック。
水冷4ストローク直列4気筒DOHC 354ccのエンジンは京浜精機の4連装備キャブレターか三国工業の双胴型キャブレターの2連を装備し、最高出力は30馬力。
(キャブはのちにシングルに変更されている。)
このキットは先行発売の1/32 オーナーズクラブシリーズ No.22 ’63 ホンダ T360(昭和38年)に幌のパーツをつけた製品。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージ側面は上面と同じ絵と解説がある。
解説。
No.22に比べてフォントが大きめ。
内容的には同じだが若干はしょられている部分がある。
ただ、末尾に「このキットはホンダ・オリジナル車ではありません。」との記述がある。
気になってNo.22の方を見てみたらそっちにはそんな記述はなかった。
ウ~ム、このシリーズは以前600円均一のシリーズだったが、近年800円均一のシリーズに変更になっている。
そのときに変更されたのか?と思って価格が印刷されているパッケージの横サイドを見たら・・
値段を示す600の箇所に紙のシールで800というのが貼られていた。
価格改定前からこの記述はあったようだ。
気になる・・間違い探しじゃ・・
パッケージの上面を見るとこのパッケージにはホンダのロゴと「HONDA Official Licensed Product」と印刷されていたが、№22の方にはなかった。
№22のパッケージの絵は青色の車体の後ろに牛さん、猫さんが描かれている。
こっちのNo.46パッケージの絵はどうやら全く同じもの。
少しズームアップしてデジタル処理かなんかで色を緑にしたようだ。
それで元の背景は道路部分を残して途中からグラデーションに変えて牛さん、猫さんを消して幌を描いている。
ただ、中身は幌のパーツが1個余分についているものの、他は全く一緒。
デカールなんて№22のものがそのまま入っている。
組み立て説明書には幌の図が追加されていた。
もしかしたら、今後発売される№22のパッケージには「このキットはホンダ・オリジナル車ではありません。」との記述とライセンス承認の文字が追加されるのだろうか。
それとも、幌がいけないのか?
「ホンダとしてはT360は承認するが、オリジナル車両ではこんな幌のオプションはつけてません。」ということか?
・・まぁ・・わからんかった。
キット構成
で、肝心のキットはこんな感じ。
パーツはパッケージの絵と同じような色で成形されている。
幌も同じ色。
他の製品の三輪軽トラの幌付きバージョンは幌だけ別のラインで作って入れときましたという感じなのだが、これは珍しい。
いや、それとも他の製品の幌も同一の成形色に変わってきてるのだろうか。
このシリーズの3輪トラックの成形色はトイっぽい(おもちゃっぽい)感じのものが多いが、このT360などは「プラモデルです。」という感じがする・・
まぁ、プラモデルなんですけど。
しかし、ボディの前のランナーの太いこと。
組み立て説明書はA4一枚紙。
組み立て説明書の裏面は、価格が600円時代は「全21種」として各パッケージの絵がずらっと並べられていた。
価格が800円に改定されたときからはこんな感じで製品名の一覧のみになってしまった。
ちなみに、デカールは№22と同じ牛乳屋さんバージョン。
牛乳屋さん、T360を2台お買い上げです。
幌つきのバージョンと幌なしバージョンともに価格は同じ。
同じ価格ならこちらの幌付きバージョンがお得です。
「このキットはホンダ・オリジナル車ではありません。」という表示が気になる人は両方買って見比べてください・・
今買ったら両方ともオリジナル車ではありません。と表示されてたりして。(^^;