動いている列車を眺めるなら、スイッチ1つで運転ができるパワーパックが欲しい。ということでとあるサイトで見かけたロータリースイッチ1つで運転できるPWMコントローラを作って制御盤に組み込んだ。
Nゲージレイアウト 周回部の照明
Nゲージレイアウトの下部を周回する部分。
その上の天板上にはメインとなるレイアウトがある。
周回部分は昼間見る分には良いが、夜は部屋の天井の照明のみでは暗くなってしまう。
照明じゃ~。
ひとまず、照明とは関係ないが・・
レイアウトの下部を周回する部分の床板はMDF材。
ここには、高架駅を配置する予定。
道路にはPICマイコンで制御する信号やら、その信号の歩行者用の案内音を出すスピーカーなどを設置する。
が、行き当たりばったりで作っているのでまだ正確な位置は決めていない。
レイアウトのストラクチャーを直接MDF材に取り付けていくと場所の変更が難しそう・・というか、移動させている時に壊れることは確実。
なもんで、MDF材の上にプラダンを1枚敷いて、この上にストラクチャー類を配置することにした。
最悪、ストラクチャーが接着されているプラダンの部分をカットして、プラダンごと位置を移動させる強硬策を取ろう。
また、配線もプラダンの中に隠せそうだし。
そうすれば、床板となっているMDF材は穴だらけにならなくて済みそう。
照明
このレイアウトの構想はすでに10年以上も前になると思う。
交通博物館、青梅鉄道公園などのHOゲージのレイアウトは照明の色が変わり、夕焼けなどの演出がなされていた。
よし、我が家のレイアウトもこれじゃ。
ということで、フルカラーLEDをPICマイコンで制御して夕焼け色を出そうとして、パーツも買いそろえてきた。
ただ、もう少しLEDが足りないかな~と思い物色している時にテープLEDが目についた。
フルカラーLEDでリモコン付き。
そのリモコンで色調が変更できる。
単色のテープLEDは車両の照明用にいくつかストックしてはいたが、フルカラーLEDもかなり安価になっているんですな。 ほ~。
構想から10年。
10年もたちゃ~、世の中変わるわな・・
今回購入したものは10m300連のもので、購入時の価格は¥2,999。
自分でフルカラーLEDを単体で買って、PICマイコンのプログラム作るよりはるかにコストパフォーマンスが良い。
・・まぁ、PICマイコンのプログラム作るのも趣味なんだからコストパフォーマンスは関係ないが。
電源アダプターとリモコン付き。
5mのテープが2本、合計10m。
これまでストックしたフルカラーLEDをPICマイコンは・・ レイアウト内のストラクチャ内に仕込もう。
工作
レイアウトの幅は3,600mm。
ただし、両端は裏側に回り込むための曲線なので、ここまでは照明はいらないだろう。
テープLEDは5,000mm/1本。 真ん中あたりで折り返し、2,500mm×4本にして天井から吊るすことにした。
ただ、そのまま折り返すとぐる~と大きな輪になるので、一旦カットして取り付ける。
・・それ以外のところでカットすると点灯しなくなる。
カットした後はリード線をハンダ付け。
ハンダ付け部は熱収縮チューブで保護。
ただし、手元にはかなり太めのチューブしかなかった。
かなり、ガバガバ。
多少緩みがあるが、かなり収縮した。
あとは絶縁テープでチューブが移動しないようにしておいた。
一応、チューブでLEDを覆い隠すことがないように注意。
テープLEDには両面テープがくっついていた。
これでL型の樹脂製のモールに貼り付け。
ひとまず、1本のモールに2本のテープLEDを貼り付けたところでテスト点灯。
しばらく様子を見たが、樹脂製のモールに影響がでるほどの熱は出なかった。
テープLEDを貼り付けた樹脂製のモールを周回部分の天井に取り付け。
ネジで吊るした。
白色で試験点灯。
下から覗き込んでいるのでテープLEDが丸見えだが、実際に床に座ってレイアウトを眺めるときには多少LEDが目に入る程度。
上部に幅数センチ程度の囲いをつければテープLEDは直接見えなくなる・・はず。
完成
色調はリモコンでかなり細かく制御でき、記憶もできる。
オレンジ系の色。
この色をベースに調整すれば「夕焼け」に近い色が出せるかな。
「大火」モード。
「魔界」?モード。
「?」モード。
CDラックを利用してジオラマを飾る棚にもLEDテープで照明をつけてみた。