ジェネレータのハーネスを交換しようと思った。ハーネスはダイナモカバーの中のステータコイルのケーブルにつながっている。ケーブルの外を取り巻く黒いチューブ..チューブというのは昔の話。今では完全に硬化してカチカチでチューブと呼べるものなのか?
W400のハンドルバーとブレーキレバー交換
駐車中に誰かに倒されて曲がったW400のハンドルバーとブレーキレバーの交換。
(部品代は曲がってしまったW400のハンドルとブレーキレバーのページで。)
新しく取り付けるのも純正品なので、干渉とかの心配も無く淡々とこなせば終わる・・ハズ。
ちなみに、メーカやバイクやさんの正規の交換手順ではないと思います。
正規の手順・・知りません(^^;
私は素人なんで、こうやったら出来たというだけのもんです。
あしからず。
ひとまずは、ガソリンタンクの保護から。
と言っても、大きなボロ布がなかったのでバイクカバーを丸めて厚みをもたせてタンクの上にのっけただけ。
左右のバックミラーを外す。
スパナが滑ってスイッチのハウジングを傷つけないよう雑巾で保護。
スパナを回転させるときは、あごの方へ回す・・
なんて工具の使い方の基本は他のサイトで見てください(^^;
以前も書いたが、W400のバックミラーはミラーを手で回して角度の調整ができる。
行き過ぎたときは、一回りさせてきて調整。
で、この回転の重さを調整するのが、上の写真の中にあるナット。
締め付ければ回転させるのが重くなるようだ。
配線の結束バンドはハンドルごと縛り付けるものではなく、ハンドルの穴にバンドの端をつっこんでぶらさげたような形になっている。
ハンドル交換時には一緒に交換する消耗品なんだろうけど・・
ドライバでゆっくりこじりながら取り外して再利用。
結束バンドはこんな形で、一端をハンドルの穴にいれてケーブルを抱きかかえ、ハンドルに入れた一端の後方から反対の一端をブスッと差し込む形。
ハンドルの中で広がって抜け落ちないようになっている。
ギザギザがあって差し込んだバンドは逆方向に簡単には抜けない。
左側。
スイッチのハウジングのハーネスを抜いて、ハウジングを外す。
クラッチレバーのホルダーは上端のナットを緩める。
クラッチレバーのホルダはこれ以上は分解せず、ハンドルをハンドルポストから外したときに引っこ抜く。
ブレーキレバーは、下のナットを外す。
上側からドライバでネジを回して抜く。
ブレーキレバーが外れた状態。
上が新しいブレーキレバー。
下が曲がったブレーキレバー。
結構曲がっていた。
他の部品も一応チェックしたが、転倒の衝撃による損傷はなかった。
ブレーキレバーのホルダーを外す。
右側。
スイッチのハウジングを外す。
コンプレッサを準備して、ひとまずエアガンで試してみる。(グレーのがエアガン)
入り口付近は接着されていないようだが、抜けない・・
どうやら、端のほうの接着剤がとれないようなので、潤滑スプレーのノズルを差し込んでスプレーしてみる。
多少の苦戦はあったものの損傷することなく引き抜けた。
ハンドルホルダーのネジを緩める。
ぼろ布(写真の白い布)でヘッドライトケースも保護しておいた。
で、やっとハンドルがとれた。
純正のハンドルを取り付けるのでタンクと干渉するとかワイヤー、ケーブルの長さも心配ないので淡々と取り付け工程に。
ハンドルに合わせマークとしてポンチのへこみがあるので、トップブリッジとハンドルホルダの境目に合わせる。
ハンドルホルダーは矢印の刻印を前(上)側に。
前(上)側のネジを完全に締め付ける。で後で下側を締め付ける。
ここで、後ろ側を隙間がなくなるように締め付けようとすると・・ハンドルホルダーが割れますのでほどほどに。
ブレーキホルダーもハンドルにポンチのへこみがあるので、そこに合わせてホルダを締める。
ここもUPの刻印を上にして、上側を完全に締めて、下側をほどほどに締める。
ブレーキレバーの軸とピストンを押す部分にグリスを塗って、ブレーキレバーを取り付けるんですが、これは後回しにして、次はスイッチのハウジングとスロットル。
スロットルのワイヤーは開く側と戻し側があるので間違わないように。
まぁ、間違うと、アクセル回りませんが・・
クラッチのホルダも合わせマークに合わせて締め付ける。
あとは、グリップにほんの少しゴム系の接着剤を塗って差し込む。
接着剤の説明書には表面が少し乾いたらはり合わせるようなことが書いてますが、表面が乾くまで待ってたら差し込めなくなるかも・・
また新品ではなく一度外したものなので、おそらくそのままだと入らないので、台所用の液体洗剤をほんの少しハンドルバーに塗っておくとスムーズに作業できる。
以上で、作業終了。
後は、ワイヤ類が引っかからないか、配線が切れていないかなどの動作確認。