製作中のNゲージ ターンテーブル。回転することが確認できたので、次は指定位置に停止させること。機関庫の線路の敷設を始めたので、続いては機関庫のベース。
Nゲージ 機関区ジオラマの製作(その1)
製作中の固定式のNゲージのレイアウト。
転車台のある扇型機関庫も作りたくてTOMIXのターンテーブルや扇型機関庫もストックしてきていた。
しかし、TOMIXのターンテーブルは最初期のもので、ホントに十数回も使用しないうちに突っかかって回転しないようになっていた。
改良品も出ているがターンテーブルばかり買ってもしょうがない。
まぁ、手で回転させるのもやむなしと思っていた。
ならば、ディスプレイ用の物を可動式にしてみようってことで試していた。
どうせTOMIXのだって満足に動かないんだから。
駆動部は自作ということになるのだが、一応回転させることもできた。
で、ターンテーブル周りに線路も敷設した。
ターンテーブル周りの線路はKATOのものにならって、10°ずつの36線。
一方TOMIXのは15°ずつの24線。
当然10°ずつの方が間隔が狭くて見た目がよさそうだ。
となると、TOMIXの扇型機関庫は使用できない。
KATOのものは好みのスタイルではない。
結局機関庫も自作しなくちゃならんが。
つまり、ターンテーブルをディスプレイ用のものを改造し、10°ずつとしたことでTOMIXのターンテーブルとストックしておいた扇型機関庫は出番なし。
よし、これらを使って機関区モジュールの製作じゃ~
本来なら、着手している固定式レイアウトを完成させてからというのが順番なんじゃろうが、いかんせん物が増えすぎた。
中でも扇型機関庫のパッケージはかなり場所を取ってる。
ボチボチちょこっとずつでも作っていって・・というか箱から出して占有しているスペースを減らさないことには・・新しいものが買えない!?
よし、機関区のジオラマ/モジュールとして製作じゃ~
工作
ベースは幅900mm×奥行600mm×厚み10mmの板。
これに65mmの高さの板で足を作っている。
元々はここに機関庫を作って固定式レイアウトにはめ込もうとしていた。
・・が、重すぎた。
固定式レイアウトとは言え、部屋のスベースの都合や、床の掃除の都合も考えてキャスターで移動できるようにしたものだから、あまり重くなりすぎても困る。
ということで、これを機関庫のみのモジュールに転用しようとした次第。
手もちの機関庫は4棟12線分。
購入した時期によって成型色が違っている。
昔は壁も屋根も濃いめのグレーだったが、(おそらく)数年前に購入したものは、壁が白、屋根が濃いめグリーン。
ひとまず全塗装が必要なのですべてバラした。
ターンテーブルのピット周りのブロックも追加で購入した時期によって少し濃いめのベージュから濃い茶色に変わっている。
こちらも全塗装が必要みたい。
電子部品
ひとまず、このモジュールにも音じゃ~
MK-144」。
昔買った市販のMP3プレーヤー「オンボードメモリーがあってパソコンにつないでMP3ファイルをロードしておくことで再生することができる。
ただし、アンプは別途必要。
ところが、これはWindows7時代の物。
Windows10になってからは認識できなくなっていた。
つまり、MP3ファイルの入替はもうできない。
ちなみに、このボードには鉄道関係の音楽を入れていたので壊れるまではそのまま使えそう。
ということで、余生はこの機関区モジュールで過ごすことになった。
こちらの左下の四角いのは「DFPlayer Miniプレーヤー」。
こんなちっぽけな基盤にMP3プレーヤー、SDカード用のスロット、3W程度のアンプが内蔵されている。
音源のMP3ファイルはSDカードで、取り外してパソコンでファイルを入れ替えることが可能。
パソコンで変換すりゃどうでもよいのかもしれないが、MP3だけでなくWAVにも対応している。
凄く小型で、安いものを探せば1個200~300円のものもある。
これで機関区内での汽笛、ドンキーポンプ、構内踏切音などを再生させる。
所詮ノイズのような音なのでスピーカーも音質、音量は無視して小型の物をセット。(写真左上の黒い丸いの)
右上の黒い長方形のはPICマイコン「PIC16F886」。
これで押しボタンが押されたことを判定し、「DFPlayer Miniプレーヤー」に再生、音量+、音量-等のコマンドを送信する。
右下の青いパーツは電源のターミナル。
こちらはPWMコントローラ。
転車台は回転させないので・・というか、回転しないので転車台が位置している機関庫と転車台上しか車両は走行できないが、コントローラも安価なのでつけといた。
これがかっこよく言えば制御盤/コントロールパネル。
左の赤いボタンが音量の上げ下げ。
青いボタン群がMK-144で音楽を再生させるボタン。
黄色いボタン群がDFPlayer Miniプレーヤーで音を再生させるボタン。
右のブロックはPWMコントローラのダイヤルやら走行方向を切り替えるトグルスイッチやら電源のマスタースイッチ。
PICマイコンを使用したLEDのダイナミック点灯用のボードもつけたので、その明るさ調整用のスイッチもある。
これで機関庫内/事務所内にLED照明も設置できる。
ベースボードの裏に取り付けたDFPlayer Miniプレーヤー。
下の横長の部品・・壊れた外付けハードディスクから取り外した電源部。
まだまだ電源のストックがある。
・・いくつハードディスクが壊れたのやら(^^;
ウン!?そう言えば最近ハードディスクが壊れてない。ボチボチ悲劇が来るか!?
コントロールパネルはベースボードの足の部分の真ん中を切り欠いて取り付けた。
機関庫/ターンテーブル設置
いろいろ配置して塗装。
機関庫は元々のグレーより、ちょっと薄めのグレーにしておいた。
ターンテーブルのピットも薄めのグレー。
周囲のエンドブロックは薄茶で塗装。
内部はあまり見えないはずなので塗装省略。
もし、よく見えるのだったら連結部分の壁も取っ払わなくちゃならん。
・・ここは、機関車を半分くらい庫の外にのぞかせて、機関庫の中に目がいかない作戦を取ろう。
機関庫の屋根は塗装でシミっぽく表現してみた・・つもり。
このあたりは、自己満足でいいんです(^^;
人が来たら、自慢っぽく説明するんです。
そうすると聞いた人は・・「へぇ~、それで?」って素っ気ない返事をするんです。
・・説明するの、やめよっと。
右奥には事務所。
ひとまず、これで機関庫モジュール用にストックしてある部品、電子パーツ類も収まるべきところに収まったという感じ。
ストック箱が少し空いたかな!?
このあとの工作は、しばらく時間をおいてからになるかも。
ちなみに、固定式レイアウトにも同じような配置の機関区/機関庫ができる予定。
まぁ、同じような規模の機関区を作ったら同じような配置になるんだろう。
・・結局同じものを2組作ってる次第。
埃よけ対策
当然このままじゃ、1か月後くらいには埃だらけ。
我が家の模型/フィギュアはアクリル板で囲って埃対策じゃ~ってことで、このモジュールに使用するアクリル板もすでに何年か前に買っていた。
・・だから、足の踏み場もないくらいものがあるのだが。
ベージュ色しているのは保護紙。
これを剥がすと埃除けのアクリルに埃が付くから・・しばらくこのまま(^^;
天板は周囲にアルミの「形のアングルを両面テープとM2のネジで固定。
ここが制御用のマイコンのプログラムなんかを作っている場所。
現在、模型/フィギュア/プラモデルの飾り台やらRC/トラックの格納庫やらを置いている・・というか積んでいるところ。
このコーナーに置いてみることにした。
スピーカーの上にどんどん積み増しているのだが、地震、大丈夫じゃろか!?