製作を開始したNゲージレイアウト用制御盤。前回は、電源部分やら、音を出すモジュールの基盤を取り付ける箱の部分を作った。今回はその箱の天板部分にコントローラを設置するスペースの加工を行ってみた
Nゲージ電機用コントローラ (その8) 運転台全容
現在PICマイコンを使ってのNゲージ関連のコントローラ、制御盤、ターンテーブル、ポイントマシンなどの製作を並行して進めている。
それぞれが相関関係を持っているので並行して作業しているのだが、遅々として進まず、作りかけでそのまま放置されているパーツやら、ものによっては買ったまま手つかずのパーツがいっぱい。
特に作りかけのパーツは何とかしないと場所をとってしょうがない。
ということで、ここらで運転台の木工、金工で作りかけているパーツを組み上げることにした。
ベースは4mm厚の合板。
幅580mmで、一番出っ張っている右端の主幹制御器が載る部分の奥行は300mm。
一応図面を書いて作り始めたのだが、実際にパーツとして素材を切り出していくと結構デカく感じる。
Nゲージレイアウト用制御盤などでは「鉄道模型レイアウト・プラモデル展示台用の音(PICでWAV再生) 2」のようなもので、BGM、駅構内の各種の音を再生するようにしているが、このコントローラでもATSのベルやチャイムの音、コンプレッサーの音などを再現。
制御盤では最大4個のMP3プレーヤーの音をアンプ部でミキシングしてステレオスピーカーで再生できるようにしているが、ここでは機関車が発する単純な音の低音質・モノラルのWAVファイルを再生するのがメイン。
従って、ちっちゃなスピーカで音さえ出ていればいい感じなのでミキシングなどもなし。
1つのPIC24FJ64GA002でSDカードにあるサンプリング8kHz、16bit モノラルのWAVファイルが2ファイル同時に再生できる。
ということでPICマイコン2個、スピーカー4個を使って4つの音を同時に再生できるようにしようと思う。
こうしてミキシングをせずにアンプとスピーカーを1:1にするとボリューム調整も楽ちんだから。
4個のスピーカーのうち、2個はメーターパネルの足の部分に組み込むことにした。
表面にはネットを貼った。
これは裏側。
メーターパネルの足の部分はこんな感じになった。
右の部分はEBのリセットハンドルがつく予定。
グレーのサフェーサーを塗ったまま放置されていた作りかけのパーツたちもやっと出番がきた。
そうそう、早く組み立てなくちゃならない理由にはメーターパネルを塗装するときに他のパーツも同じ色調で塗られるようにと多めに調合した塗料が乾燥、蒸発しないうちに使ってしまう必要もあったのだ。
右端手前にある主幹制御器の前面と側面部は金属製、その他のものは木製。
切り出した素材を組み上げて立体になった時点でもデカいと感じていたが、その部品が並ぶとさらにデカく感じる。
いや~、Nゲージのコントローラにしてはでかすぎるだろう・・
でも、これ以上小さくしたらハンドル類が小さくなりすぎて操作に気分がのらないだろうし。
・・もう、気分は機関士になりきっているんだから。
ガタン、ゴトン・・ガタン、ゴトン・・
メーターパネルの足の部分に組み込むスピーカー以外にもう2個のスピーカーを用意。
これも表面にはネットを貼った。
主幹制御器の下の部分に設置する。
主幹制御器の部分の天板はこれから色々なパーツがつくのでまだ未塗装。
しかし・・・やっぱデカイ。
ちなみに、くまモンがいる部分には最終的に現在使わなくなった32インチのテレビを置く予定。
そんでもって動力車につけたCCDカメラの映像をこのテレビに映し出す。
お~、電車でGOや鉄道運転シミュレーター Bve trainsim 以上のものができそうな予感がするではないか。
いぐねぇ?
お~、自己満足、自己満足。
作りかけのいろんなパーツがある程度1か所に集めることができた。
その他はまだバラバラの状態のものが多いので、ひとまずこの状態でしまっておくことにした。
結構デカイので埃よけも大きめの可燃ゴミの袋をかけておいた。
もし、志半ばで私が死んでも、家族はこのまま燃えるゴミの日に出すことができる・・・
イヤ、金属部分があるから不燃ごみか?
記事の続きは
・・「Nゲージ電機用コントローラ (その9)の台」
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