GT125が誕生した頃(1974年)は125ccの小排気量バイクにもディスクブレーキが装備されはじめた頃で、CB125JXのように機械式のディスクブレーキも存在していた。GT125のフロントブレーキは油圧ディスクである。我が家の3台目のGT125、やっと掃除をする気になった。そこには、、茶色く変色したフルードが大量に残っていた。
GT125 補修部品の収集
1970年代の古いバイク、しかもマイナーなモデル。
補修部品は手に入る時に集めておかないと。
ガソリンタンク
=2003/03=
ガソリンタンクは、バイクのパーツの中でも、もっとも気にかかるものではなかろうか。
特に、初代のGT125は駐車中に誰かに倒され、タンクがへこんだ。やっぱ、タンクのへこみは非常に気になる。
息子用に買ったGT125 2号機のタンクは、へこみもなく綺麗な方であるが、ところどころペイントの剥がれがある。
このバイクは、最終的には綺麗に掃除して飾るつもりである。(どこに?)
再塗装してもよいが、結構な金額になるし、自分で塗装してもよいが、万が一のへこみのことを考えると予備も欲しい。
そんな時、たまたまオークションで新品のタンクを発見!! おそらく3型のタンク。
中古のタンクを買って再塗装するより安いぞ、と、いつものようにおかーちゃんを説得、自分で納得して購入。
いゃ~、新品はいいね~。
GT125 3型のものと思われるタンク。
ガソリンタンクの後部はゴム付のロの字型の金具でフレームに固定するタイプ。
4型ではネジ止め式となっていて、タンクの後部はネジが入る穴が開いている部品がついている。
このため4型との互換性はない。
サイドカバー
=2004/01=
GT125-4型のサイドカバーはタンクの色にかかわらず黒色。 私が高校生の頃乗っていたのは2型で、サイドカバーはタンクと同色。
タンクとサイドカバーが同色のものが好みであるが、今のバイクについているサイドカバーは比較的綺麗なためリペイントするのに気が引ける。
..なもんで、リペイント用に中古のサイドカバーを買った.. フツーは別のパーツを買わずにリペイントか?
問題はエムブレム。GT125のサイドカバーエムブレムはステッカータイプのため今のバイクから流用することはむずかしい。
自作でもしようかなぁ。
補修部品全般
=2004/10=
今年は仕事のせいもあるが、バイクに乗る暇がほとんど無く、夜な夜なパーツリストなどを眺めていた。
パーツリストを眺める
→ 自分のバイクの状態は?とバイクを見る
→ 交換したくなる
→ 買いたいものリストに追加する
すでに3号機はバラしてあるので、組み立て直すにはOリングやゴム系のパーツ、パッキン類は必須。
やっと小遣いがたまったので、いざ発注。
ただし、マイナーなバイク、しかも30年ものだけあって結構欠品パーツが多く、外装系はかなり厳しい状況。
しかし、機能部品は品番統合したりして残っているものも多々あった。
2型のリヤショックもたのんでみたが、上部にカバーのあるものではなく4型のものとなっていた。
品番統合はされていなかったようなのだが..
届いた部品を検品するため、畳にずら~っと並べてみた。
金をつぎ込みすぎたかな?
もう2~3点手に入れたい外装部品もあるが、機能部品はそろっており組み立てには困らないだろう。 ...早く組み立てたいなぁ
補修部品全般2
=2004/11=
老後には軽くて、足つきが良いバイクがいいかなぁ。
おかーちゃんのブロンコは軽いのだが、今は問題のないシート高も歳をとってからは跨ぐのがちょっと大変か。
おかーちゃん(嫁)じゃなくて、私のホントのおかーちゃん(母)も原チャに乗っているが、歳をとると一層バイクが重く感じられるようになったとか。
よし、歳をとったらおかーちゃんと私、二人そろってまたがり易くて軽いGT125じゃ~
で、パーツを買う。
2台とも機能部品は新しくして、老後に備えよう!
スペア エンジン&キャブレター
=2004/11=
何を考えたか、スペアのエンジンとキャブレターを購入。
パーツ収集 エスカレート気味。
って、実はキャブのニードルジェットを掃除中に無くしました(^^ゞ
キャブレター欲しくてキャブ付のエンジン買っちゃいました。
ひとまずダンボール詰めにしておくことにした。
ウ~ム、多少間違ってる気がする・・
さらに部品取りエンジン
=2005/02=
2004年11月にスペアのエンジンを買ってあるが・・ 今度はギヤの一部が壊れてホントに部品取りにしかならないエンジンを購入。
欲しかったのが、エンジン上部のメッキカバーとオイルポンプカバー。
ウ~ム、多少どころか、かなり間違ってる気がする・・
全部で1,000円、送料込みで2,600円くらいだったけど、部品とって不要となった部分の処分方法を考えなくちゃ。
絶版パーツ 日本にないなら海外から..
=2005/04=
走らせるのに必要な機能部品はなんとか手に入っているが、インターネットをぶらぶらしていると新品パーツが目に入った。
我がGT125 2型の欠品、絶版パーツであるオイルポンプカバーがあった。
同じく2型のウインカーステー、スロットル、ストップランプのブラケットなどのメッキパーツもあった。
..ただし、オランダである。
1週間ほど考えてメールで問い合わせてみたところ、肝心のオイルポンプカバーは昨日売れたとのことであった。
また、ストップランプブラケットも新品は売れたそうだが、中古でも程度の良いものがあるということだった。
ちなみに、これらの送料は日本円にして約2,600円。国内の重大型宅配便2個相当の金額である。
送金はPaypalを使うとクレジットカード決済ができる。
で、注文してしまった。
約1週間で無事到着!
GT125が生産された30年程前は海外生産なんてあまりやっていなかっただろうから、日本で製造されて輸出されたものだろう。
30年を経て日本へ再輸入である。
CB750、CB400、Z1、Z2、GT380などに代表される昨今の旧車ブームを支えるバイクは、もう程度の良い物は海外にないと言われるほど日本国内に再輸入されている。
加えて、個人でパーツを輸入。
不思議な現象というか、便利な世の中というか。
同時期、1型ガソリンタンクのストライプとサイドカバーの「GT125」のエムブレムをWebで発見。
今度はイギリスである。
Web上では4枚残っていたサイドカバーに貼るGT125のエムブレムは残念ながら1枚のみしか残っていないとのことだったが、とりあえず注文。
結構買う人がいるんですなぁ。
こちらも約1週間で到着した。
ただ、ストライプは新品ではあるものの、若干折れ目があり、白色というのが災いしてか経年劣化と思われる黄ばみがあった。
エムブレムの方も1カ所軽い折れ目とへこみがあったが色は綺麗なものである。
まぁいずれにしても私にとっては貴重品には違いないが。
完成予想図。
外装系のパーツ、ステッカー類は欠品になるのが早い。 それでもメジャーなバイクであればレプリカも結構でているが、マイナーなバイクだとそれもなかなか無い。
30年前のマイナー?なGT125も外装は欠品が多く、レプリカなど望めど....望めばあった!
海外でサイドカバーのレプリカのエムブレム発見!
表面が保護されていてよくわからないが、GTの文字は純正ではラメの入ったキラキラするものだが、このレプリカは単色に近そうだ。
保護シートをはがして実体は..まだ見ていない。
貼るときのお楽しみ。
ちなみにこれもイギリスから購入。
=2005/04=
現時点で入手できるガソリンタンクの「SUZUKI」のエムブレムは3型以降のもの。
何という書体かは知らないが..
それに1型の前期までのサイドカバーの「GT125」の立体エムブレムは手に入らない。
ところが、これまた海外でレプリカではあるが、2型で使用されていたセリフ書体の「SUZUKI」のエムブレムと「GT125」の立体エムブレムを発見した。
ガソリンタンクの「SUZUKI」の立体エムブレムとサイドカバーの「GT125」の立体エムブレム。
やはりステッカーより重厚でいい感じである。
これはオーストラリアから購入。