パーツの取り換えなどを頻繁に行う試験的な用途の場合、ケースには入れず板の上にマザーボードを載せて裸のまま使用するいわゆる「まな板PC」で使っていた時もある。本来なら捨てようかというPCにこれ以上お金をかけても・・ということでもうちょっと安く収まりそうな100均グッズで仕上げてみた。
Shuttle SB61G2
Shuttle SB61G2
パーツ | 製品名 |
ケース | Shuttle SB61G2 Ver2.1 |
マザー ボード | FB61 Intel 865G (North 865G +South ICH5 FSB 400/533/800MHz) |
CPU | Intel Pentium4 3.0 GHz (Northwood) |
メモリ | PC3200 DDR 256MB ×2 |
ビデオ | オンボード |
ハード ディスク |
内蔵IBM IC35L060AVER07-0 U-ATA/100 7200rpm 60GBIBM IC35L120AVVA07-0 U-ATA/100 7200rpm 120GB 計 180GB |
CD/DVD | USB |
サウンド カード | オンボード (AC97 Audio Codec) |
モニター | メインマシンと共用(SAMSUNG SyncMaster 193Tにデジタル接続) |
=2004年5月= セカンドマシン組み直し =もう台数はわからない=
2004年3月、おかーちゃん用PCが故障し、それまでファイルサーバとして使用していたShuttle SS51Gを急遽おかーちゃん用PCに転用。
ファイルサーバがないとやはり便利が悪いのでセカンドマシンをファイルサーバに仕立て直した。
このファイルサーバは2階に置いているため、リビングにはメインマシン1台となっていた。
メインマシンではスカパーのキャプチャーをしている時間が多いため、1台では不便。
おかーちゃんに直訴して次のパソコンを作ることにした。 これまでに購入したPC、自作したPCの台数は..もうわからない。
ケース
リビングの一角は私のパイクのパーツやらPCやら、あれやこれやでゴミ箱状態。 いつのまにか5.1chサラウンドスピーカーシステムも..
今回はこのスピーカシステムの横に並べてみようと思い、キューブ型とした。
Shuttle SS51Gが結構静かだったので同じくShuttleのSB61G2を選んだ。
CPUが3.0GHzまで対応ということで、電源ユニットは200W。
..が、あまり静かなマシンではなかった.. というか、騒々しすぎる。
CPU
マザーが3.0GHzまででPrescott未対応ということで必然的にPentium4 3.0C GHzを選択。
ビデオカード
I/Oデータ GA-5200/AGP
我が家にはUXGA(1600×1200)のモニターはないが、ちょっとUXGA対応のカードが必要となって購入。 その後遊んでいたのでこのPCに使用することにした。
一応GeForce FX 5200、デジタル出力対応である。導入前のオンボードの機能とベンチマークをとって比較してみた。 2Dでもオンボードと大差なし、なんと3D描画に至ってはGA-5200/AGPは満足に動作せず、完敗。
何のためのボードじゃ?
=2004年12月=
それまでデジタル出力用ボードとして使用していたが、切り替え器導入に伴い撤去。
モニタ
SAMSUNG SyncMaster 193T
メインマシンと共用である。 これまではメインマシンをデジタル接続、セカンドマシンをアナログ接続としていたが、せっかくデジタル出力対応のボードをつけたのでこっちのマシンをデジタル接続とした。
せっかく狭い箱の中で電力を消費しているのだから..
と、言いつつ2004年12月、手元に2台分のキーボードがあると誤操作の元ということで、切り替え器を買った。
切り替え器はアナログ対応なので、不要なビデオカードを撤去。
音は気になるがエンコード機としては充分。
昼間と夜間はメインマシンでキャプチャーしたmpgを一所懸命エンコード。 夜間はちょっと音が気になるが エンコードは次のとおり。
- TMPGEncとDivX、
- 640×480
- PCで見ることが多く簡易色調補正
- 地上波はたまにゴースト除去
- 動き予測検索
- 2パス
ちなみに、ファイルサイズは50分の番組で元のmpgファイルのサイズが約1.1~1.2Gbyte、エンコード後のaviファイルのサイズが630~650Mbyte。
半分強の圧縮となる。
これまでのPentium4 2.0AGHz(2.3Gにクロックアップ)のマシンでは、50分の番組で1パスが1.5倍強の1時間半。 2パスで約3時間。
このマシンになってから1パスの時間がほぼリアル。50分の番組が2時間弱で2パス終了である。
クロックの影響か、ハイパースレッドの効果か好調である。
セカンドマシン組み立て記
不安定なマシン
エンコード中、メインマシンからキャプチャーしたmpgファイルをLAN越しにコピーしている途中、いつのまにかリブートがかかってる。 同様のことをやっていたらまたしても画面真っ暗。
今度は悲惨なことに、ブートディスクが見つからないというメッセージが出てOSの起動すらできない。
ディスクが飛んだかと思ったが、BIOSの画面で確認するとハードディスクすら認識していない。
電源ON/OFFとBIOSの設定をAUTO/MANUALの変更を2~3回やったら何とかハードディスクを認識。 無事起動した。
BIOSのアップデートを行った後も、同様の事象が多発。
さらに悲惨なのはハードディスクを認識してもOSが起動できなくなるケースが多い。 WindowsのインストールCDから起動して修復を行うとその後は動作する。
どうやらMBRが壊れるみたい。 これまた、USB接続のドライブでWindowsインストーラを起動したら途中でメディアの読み込みエラーとなる。
IDEにCD-Rドライブを接続すると大丈夫。
本来CD-Rをつけるべき5インチベイにはハードディスクを入れているため、本体のカバーをあけたままCDドライブをつけたままの状態が続く。
ハードディスクを疑うべき点もあるが、Windowsの修復で直るためそのままにして早半年。
BIOSのアップデート版を2回も当てたが改善しなかった。
別々のIDEチャネルに1台ずつのハードディスクを接続しているが、OSのディスクを認識しない場合と、両方のディスクを認識しない場合がある。明らかにBIOSじゃないのか?
でも、飽きてきた.. エンコード中にLAN越しのコピーを控えることで事象は起こらない。
ウ~ム、エンコード中にタスクマネージャを見てCPUが2つ動いていることで喜んでいたが、マルチタスクの処理ができないPCなんて..
1年足らずで子供に売却。