19インチのスクエアモニター、再利用しようとしているのだが、スタンドは処分済。フラットバーでVESAマウントの穴を利用したスタンドを作ってみた。
100均素材でもうひとつサテライトスピーカースタンドを作った
予備のPCに使っていた24インチのモニタ・BenQ GL2450を他のPCに譲って、代わりにacerの27インチ/フレームレスモニタKA270HAbmidxを買った。
使うときはBGMを流しているのだが、使用頻度が低いPCなのでスピーカは置かず、モニタ内臓のスピーカーを使っていた。 BenQのモニタ内臓スピーカーはそこそこ良かった。 今回もスピーカー内臓のお安いモニタをして探したら・・KA270HAbmidxがあった。
届いたモニタを接続したら・・なんじゃ、この音は・・。
あまりにもしょぼすぎる。
フレームレスで見た目は良いのだが、そのせいで満足なスピーカーも配置できないのか?と思うくらいチープな音。 やたら高音が強調されてるのか高音しかでないのかといった感じ。 数分もしないうちに嫌気がさすような音質。携帯の方がはるかにいい音がする。これじゃ、使えんがな。 別のスピーカーを用意せにゃならん。
ひとまず、メインのPCで使っているスピーカーを持ってきた。
さて、そうなるとメインのPCのスピーカーがなくなる。 メインのPCには5.1chのミニコンポもS/PDIFでつないでいるのだが、ミニコンポはテレビとも接続されていてどちらかというとそっちがメイン。 しかも、PCのモニタはテレビに対して90°横向き。 PCモニタに向かっているときはスピーカーは正面にはなく、音は前後から聞こえる感じ。
なもんで、やはりスピーカーは必要。先日押し入れを整理した時に出てきたスピーカーを使うことにした。
パイオニアのサラウンドスピーカーシステム S-X9。
調べたら1989年発売、2台1組で¥14,800。
28年も前。
いつ買ったのかは記憶にないがおそらく発売直後の頃だと思う。
スピーカーの背面から出ているスピーカーケーブルは硬化してきている。
・・断線してなきゃKA270HAbmidxよりマシな音が出るんじゃないか?
ただ、机の上に置くには大きすぎる。 しょうがない。スタンドを作ろう。
↑ こんなんが嫌だからスピーカー内臓のモニタを買ったんだけど。
スピーカースタンドは今年の1月にも100均のダイソーのパーツで自作したことがある。
今回も同じ方法で作ることにした。
・台座となる鋳物製の餃子の皿。1個324円也。
・スタンドとなるメタルラック(ジョイントラック)のポール。1本108円也。
今回は机の高さに合わせて47cmのポール。
塗装済みの鋳物なのでマスキングテープを貼って穴位置をケガいた。
ポールとスピーカーの底をつなぐのはネジ。
ポール側は延長用のポールをねじ込む雌ネジが切ってあるが、メートルネジではなく、ホームセンターではあまり入手ができない。
M10の六角ボルトを差し込むことができるのでちょっと長めの40mmのネジをポールに差し込む。
スピーカー下部にはM5の雌ネジが切ってあるのでM5のネジをねじ込んで止め、そのネジの反対側をM10の六角ボルトにねじ込むことに。
M10の六角ボルトの頭部にM5の雌ネジを切る穴をあける。
ドリルチャックにタップを咥えて何山か食い込むまで手で回す。
ボルトは固いのでタッピングペーストをちゃんとつけて。
何山か食い込んだらあとはタップハンドルで。
スピーカーの下にはM5の雌ネジがあるが、ネジ自体は数ミリあるだけのよう。
ネジ穴を覗くと奥には吸音材のようなものが入っているのが見える。 どのくらいまで軽くねじ込めるのか測ってみた。
・・このとき嫌な感じが・・
ネジ・・斜めに入っていってるんじゃないか?
・・見なかったことにしよう。
軽くねじ込めるのは約13mm。
このときナットを2個入れとく。
見なかったことにした斜めになったネジ穴・・よくわかる(^^;
一杯ねじ込んだら、M5のナット1個をM10六角ボルトの頭側にグッと締め付けて緩み止め。
もう1個のM5のナットを移動しておいて、そこからスピーカーにねじ込める13mmくらい残してM5のネジの頭を落とす。
ネジの出来上がり。
できたネジをスピーカー下の穴にねじ込んで、スピーカー側のM5のナット1個をスピーカー側に締め込んで緩み止め。
台座の餃子皿にポールを立てる。
M10六角ボルトはそのままではポールに差し込んでもグラグラするので水道工事などで使用するシール用のテープを巻き付ける。
ネジの根元側は少し太めに。
・・完成後、ご近所迷惑を承知でちょっと大きめの音でもビビリ音なども発生しないことを確認。
まあ、ビビリ音など論外ですから・・ ・・あとは、静かに聞きます。ハイ。
以上で完成。
中央が今回作ったもの。
右が前回作ったもの。
市販のものに比べても遜色がない餃子の皿。
・・でも・・、やっぱ傾いてるじゃん
おそらく力を入れてグッと真っすぐにしようとするとスピーカー内のネジが底板から外れるのは必至。
触らないのが吉。
使用するアンプはデジタルアンプ、LEPY LP-168S。
背面。
写真の撮り方によっては首の傾きが少し緩和して見える・・か?
ということで、デジタルアンプを追加で購入することになった訳である。
最初からちょっとお高めでもじっくり調べていいモニタを買えばよかった。
といっても、最近はモデルも多く欲しいものが店頭においてあることはまれ。
だいたい、家電量販店ではモニタが2~3個あればいい方。
ノートパソコンしか置いてない店ばかり。
アキバに行くには電車賃や時間がかかるし。
・・行くと他の物買ってくるし・・(^^;
一応、デジタルアンプは他でも利用することを考えて買うことに踏み切ったわけだが、これについては後日別記事で。
そのうち今寝室にあるでかいテレビをリビングに持っていき映画を見る環境を作るつもり。
まだ・・音は出る・・
まぁ、昔と違ってご近所のこともあり、あまり大きな音が出せなくなった昨今。 十分ですわ・・
で、今回のスピーカーはサラウンドスピーカーシステムなんで、リア側に今回作ったスタンドを使って置くと、ちょうどよい高さになる・・予定。
=2017/12=
デジタルアンプにBluetoothレシーバーを接続する環境を作った。
このデジタルアンプにipodやらタブレット端末からもBluetoothで接続できるようになった。