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まだまだ、使えるオーディオ機器・・たぶん

YAMAHA NS-1000M/REGZA 58M510X


実家に趣味の部屋の分室を・・勝手に・・作り始めて少したつが、寝室のオーディオ環境の整備を。
といっても、実家には使わなくなったものを結構送り込んでいるので、ボチボチその整理も兼ねて。
使える物は使い、使えないものは・・まだ捨てないかもしれないが・・


古いオーディオ機器は使えるのか?

スピーカー YAMAHA NS-1000 MONITOR

YAMAHA NS-1000M

(写真上) ヤマハのスピーカー、NS-1000 MONITOR

 

YAMAHA NS-1000Mカタログ

(写真上) 実家に残っていたカタログには1981年11月作成との表記がある
 
おそらく、このカタログを見て買ったのだろうから、買ったのは1982年頃か。
 
近年、遺品整理としてNS-1000を含め古いものが中古品店に流れているとも聞くが・・
 
ボクはまだ死にましぇん!!   ??

カタログに記載されている価格は¥108,000(1台)となっている。
一緒に書かれているもう一台のNS-1000は¥145,000(1台)也。
 
現在のように通販で安売り店があるような時代ではなく、カメラ、オーディオなどのどちらかといえば趣味の品はほぼ定価で値引きはわずかしかなかったように思う。
 
1982年=昭和57年、今から36年も前。
アタイの給料も月に10万円そこそこだったのではなかろうか・・・
車とカメラのローンを抱えて、さらにこんな買い物してたのか・・・
恐るべき浪費癖!?
いや、この購買意欲が日本経済を支え、・・わが身を破滅に追い込んだ!?

 
YAMAHA NS-1000Mカタログ

このスピーカーは東京の四畳半一間の寮住まいの時に買ったのだが、すぐに手狭になって実家に勝手に送り込んだもの。
盆と正月に帰った時に聴くくらい。30年以上も放置してきた。
四畳半一間でこんな大きなの買っちゃイカンかったなぁ。
 
 

プリメインアンプ KENWOOD KA-1080

スピーカーを実家に送ったものの、それまでのアンプが壊れてしまい、音が出せなくなった。
使う頻度もあまり無さそうだったので、安いのを探して買った。
おそらく、1990年代末期頃の製品。
今、見てみると「Made in Korea」となっていた。
こちらも、20年以上放置してた感じか。
 
 

鳴らしてみる

数年前に確認した時点でCDプレーヤーは動かなかったので、処分。
ターンテーブルも回らなかったが、まだレコードも残っているのでひとまずこれをどうするかは保留中。
 
ということで、音源はパソコンのみ。
 
パソコンをつないで音楽を再生してみたが・・・
 
しばらくはボソボソと音がするだけ
ボリュームを回してもボソボソ音が
少しボリュームをグルグル回してるとバリバリ音になってきた。
が、音はこもっている。
たぶん、アンプ側のボリュームの接点は復活してきたんだろうが、次はスピーカー側か。
 
NS-1000Mにはツイーター用とスコーカー用のアッテネーターのつまみがある。
このつまみをグルグル回してるとちゃんと音がし始めた。
 
約20分くらい、アンプのボリーム、スピーカー2台×2個のアッテネーターのつまみをグリグリ、ついでにアンプの入力切替のボタンをバチバチ切り替え。
結構いい音になってきた。
 
HPで調べたらNS-1000Mのアッテネーターを自分でオーバーホールしている人もいたのでアタイもオーバーホールしようかとも考えたのだが、なんとか使用できるようになった。
 
手元に何種類かのアンプとスピーカーがあるが、今の我が家の中ではおそらく一番いい音だと思う。
 
ただ、低音については5.1chアンプにつけている専用ウーファーの方がいい音かも。
 
ウーファーの方はどこか固着でもしているのか・・ホントにウーファーから音でとるか?

 
Realtek HD オーディオマネージャー

(写真上) パソコンにはRealtek HD オーディオマネージャーがついてる

このイコライザ―でデフォルトのライブ音源にして、31Hz、62Hzを一番強調してみたら。
お~、ちゃんとウーファーいい音出しとる
 
防音設備のあるリスニングルームでもないので、近所への音漏れを考えたら音圧も必要十分。
昔と違ってパソコン内に音源がある場合、簡単にイコライザ―を通すことができるので音質はいかようにでもできる。
 
ただ、イコライザ―を使うには制限があって、HDMI経由で音を出すときには使えない。
ということで、PCでブルーレイを再生してHDMI経由でテレビに出力しても、音はスピーカー出力にしておく必要がある。
・・まぁ、変更は大した手間でもないが。
 
 
アンプ、スピーカーともにまだ、まだ、現役として使用できそう。
 

音源について思う

レコードの時代は、音の再現性能についてはターンテーブル、CDの時代にはそのプレーヤーの性能次第だった。
物理的なプレスで作られるレコードや市販のCDはどれを買っても音質は同じ買った人が持っている機器で音の違いもでてきた。
 
現在のようにMP3などになってからは録音されたビットレートにより音質も変わるし、再生するパソコンのソフトによっても再現性は変わってくる。
MP3ファイルのプロパティを見るとビットレートが128kbpsだったり、192kbps、320kbpsなどがあったり。
もちろん、ビットレートが高いほど高音質ということになるのだが、ちょっと待てよっと。
 
そのMP3の素性に問題はないのかという疑問もでてくる。
CDからリッピングした場合、そのCDがメーカー製の由緒正しいもので、リッピングしたソフトにバグがなければちゃんとしたそれなりの音質だと思う。
また、メーカーのダウンロードサイトから購入したものもちゃんとした音質だと・・信じるしかない。
あくまでも、自分で素性を確認したものは高ビットレート=高音質だと思う。
 
ただ、それ以外の方法でいくらでも高ビットレートのMP3ファイルは作成できるのが現実。
例えば、CDプレーヤーで再生する音をイヤホンジャックでパソコンに接続するといった方法で録音。
この時、録音ソフトでいくらでも高ビットレートで録音できるが、単純なアナログ録音なので音質はよくなるはずもない。
 
また、youtubeなどのファイルをダウンロードして変換するソフトなどで保存時に高いビットレートを指定して変換している場合など。
これも元の音源が128kbpsの場合、それ以上の高ビットレートでも保存はできるが、もともとの音質以上のいい音にはなりようがない。
 
ということで、MP3ファイルのプロパティにあるビットレートと音質が比例しているかどうかを知っているのはそのMP3を作成した人くらいかな。
ビットレートが高いMP3ファイルだから、いい音とは限りません
 
じゃ、同じ音源をビットレートを変えて録音した場合、192kbpsと320kbpsの違いを聞き分けられるか・・かなり難しそうだ。
聞き分けを試すことができるサイトもあるので試してもよいかも。
アタイには無理そう。

 

オーディオに関する結論としては・・

昔から言われていることだが、機器の組み合わせ、聴く場所、音源の音質、聞き手の好み等々千差万別でありオーディオは自分が満足すれば、それでよい、ということ。
 
アタイはズン、ズンと低音の効いたパーカッションとともに大画面の中で踊っているPerfumeを眺めながら酒を飲むこの環境が気に入りました。
やっぱ、ライブはええ。
 

YAMAHA NS-1000M/REGZA 58M510X

(写真上) テレビはレグザの58インチ
 
歳をとると小さい字が見えないので・・
けっこうPerfumeも大きく映るし・・

プリメインアンプのケースの塗装

20年以上放置していたアンプのケース、なんかベトついていた。
ガラス戸付きのオーディオラック内に入れてたので、何かが垂れてきたということはないのだが。

 

KENWOOD KA-1080

(写真上) オーディオラックから出して1か月くらいしたら、ベトついているのでホコリがついて拭きとれない

 

KENWOOD KA-1080

(写真上) 一部分とくにひどいところがあるが、全体がベトついており、塗料自体の問題だと思う

よし、剥がしてスプレーで塗装しよう。
 
 
カンペハピオ

(写真上) 取り外して庭に新聞紙を敷いて作業

 

カンペハピオ

(写真上) カンペハピオという塗料はがし剤と筆を買ってきた
¥1,200くらい。
その後塗るスプレーは家にある・・ハズ。

 

KA-1080 塗装剥がし

(写真上) 結構ドロッとしている

 

KA-1080 塗装剥がし

(写真上) 全体に塗った
塗料はがし剤はこの後しばらく使うことがないだろうからちょっとたっぷり目に。

 

塗装剥がし 30分後

(写真上) 30分してみると・・・
だいぶ乾いているが・・

昔はがし剤を使ったときはプクプクと膨れ上がって塗料が剥がれていたのだが・・

割りばしでゴシゴシこすってみても全然塗料は浮いていない・・・

ウ~ム、焼付塗装なんだろうけど、これにはこの塗料はがし剤は使えないみたい
まぁ、商品には「焼付塗装は剥離が難しいものがあったり」と書かれているが、ここまでまったく変化がないとは思わんかった。
少しでも浮き上がれば後は耐水ペーパーでと安易に思っていたのだが・・
 
ひとまずティッシュペーパーではがし剤をふき取って水洗いした。
 
塗装剥がせなかった

(写真上) なんと、ネチョネチョとしたベタ付はなくなっていた
また、塗料の浮きは一切なかった
 
この写真ではちょっとグレーぽく写っているがちゃんと黒色のまま。
 
・・このまま使える。

もしかしたら、洗剤で洗っただけでベタつきは洗い落とせたのかも。
¥1,200、無駄な投資だったか・・
焼付塗装にははがし剤は効かないのが分かった授業料と考えるか。
 

KENWOOD KA-1080

(写真上) アンプの内部はほとんど使用せず、ガラス戸付きのオーディオラック内に入れてたのでホコリもほとんどない良い状態

長持するかも。

 

KENWOOD KA-1080

(写真上) ひとまず、置き場所を決めるまでコの字型になっているスピーカー台に押し込んどいた
・・粗末にしすぎか?

 


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