我が家のヴォクシーにリコールの通知が届いた。今度は燃料タンクに亀裂が入るおそれがあるとか・・一時期、我が家のCB750はキャブからガソリン垂れ流して走ってたことがあったが、ヴェクシーおまえもか。国交省に4月9日届出、リコール開始が4月10日。通知の封書が届いたのが4月10日。
清掃 (CB750キャブオーバーホール)
キャブをプレートに取り付けるネジから始まったバフがけ。
勢い余って、チョークロッド、フロートチャンバー、キャップまでバフ掛けを始めた。
小物は卓上ボール盤を使ってバフ掛け。
キャブの下にあるガソリンを蓄えるフロートチャンバー部。
その外れ止めの金具もついでにバフを掛けといた。
キャブの上部・トップもバフを掛けた。
問題は、キャブ本体の外見より予想以上に..というか、予想どおり?..内部が結構汚れていたということだ。
フロート、ジェット類は納車時には交換されていた模様で、チャンバー室から見ると綺麗であるが、上のキャップを外して内部をみると積年の汚れが..
やはり、ウエットブラストあたりが必要か?
どうするかは後で考えよう。
本体の外部もかなり凹凸が激しく、バフにしても手にしても磨くのはまず困難。
と、いうことでこのあたりが手作業による清掃作業の限界っぽい。
残るはインシュレータバンド、コネクティングバンド。
2004年現在で純正パーツをとることはできたので購入しておいたが、出てきたのは黒色の現行車のようなバンド。
左:昔のもの(掃除後の状態)
右:現在入手できるもの
ウ~ム、やっぱ金属の地肌が出ているものの方が取り付けたときには良さそう。
バンド類は錆こそ少ないが、台所の換気扇のような油汚れがついている。
この油汚れのせいで錆びなかったのか?
当面は黒色の新品バンドをつけ、金属の地肌が見えている今のバンドは掃除してとっておこう。
こいつもバフがけ..と思ったが軟鋼ではバフがけ時に変形してしまう。
時はちょうどミニSLの錆び落としと並行しながら作業していた時期。
かたわらには希硫酸の入ったビンが..
よっしゃ、とばかりにバンド類を放り込んで待つこと数分。
ビンからバンド類を引き上げると..綺麗になっていた。
ちなみに、希硫酸はミニSLを作る時に使用する銀ロウ付けのフラックスを除去するためのもの。
..こりゃあ手軽に油落としができると思ったら、材質によってはとんでもないことになるので、皆さんはご注意を!!