W400納車・・というか引き取りに行ってきた。無事帰り着いて、カタナとブロンコをとめてあった場所にW400をとめる。アラ?こんなに長いのか、それにハンドル幅も広い。予想以上に大きな車体である。
GSX1100S 1号機 購入顛末記
=1998年3月=
バイク復帰計画
40歳が足音を立てて近づいてくるようになって、子供も小学生高学年になった。週末毎にあちこちの公園、遊園地に出かける車の運転手というお父ちゃんの仕事も御用納めが近づいたようだ。そんな時、ふとバイクに乗りたくなった。
手元にはなぜか1994年のバイク雑誌が..実は密かにバイク復活計画を立てていたのだ。
1994年の雑誌には、XJR1200とカタナ国内仕様のデビューの記事が載っていたのであった。
それまでもバイク乗りへの復活も考えたことがあったが雑誌を賑わしていたのはレプリカタイプのバイクばかり。レプリカなんてねぇ..欲しくないや...あまり(^^ゞ
バイクはなんといっても高校生の頃憧れたCB750Fourのスタイル=ネイキッド=に限る。ウン。
もちろん、当時はネイキッド、レプリカ、アメリカンなんて分類はなかった。オンロードかオフロードだ。
購入候補
XJRを見たとき、「お~、これじゃ~」、いずれこれに乗るぞ、と心に決めて早、3年。
もちろん、あこがれのホンダのCBも気にかかったがOver750は全て水冷エンジン、しかも黒色に塗装されてる。
私は空冷エンジンのフィン、シンバーエンジンが好きなのだ。いや、好きというより私の頭の中にはバイクのエンジンはシルバーで深い彫りのフィンがついていなれけばならないという固定観念が出来上がってしまっているのだ。
XJRの乗り易さの評判はピカイチの様であった。しかし、実は頭の片隅にはカタナのことが引っかかっていたのであった。
カタナがデビューした1980年代初頭は車にしか興味がなく、知人の乗るカタナも変なスタイルのバイクという印象の方が強かったが、いよいよ、購入を本格的に考えるようになるとXJRとカタナの一騎打ちになってしまった。
XJRは空冷エンジンであったが黒色に塗装されていたのが気になり、カタナの方に興味が移り始めていたからだ。
日々、雑誌を眺めるにつれてカタナのスタイルが魅力的に思えるようになってきた。今思えばXJR1200のエンジンがシルバーだったらこんなにカタナ好きにはならなかったかも知れない。
長いブランクがあってのバイクへの復活、しかも、お腹の出方が気になり始めた中年。バイク屋さんでカタナのポジションを確認すると確かにきつい。XJRもでかいタンクに圧倒される。
もっと小さいバイクにしようかと思いもよぎるが、高校生では買えなかった当時の最大排気量ナナハン、現在では1200クラスに乗りたいという気持ちが勝った、そして乗りやすそうなXJRを選ぶ結果となってしまった。
カタナ購入
XJRは確かに乗りやすかった。長いブランクを全く感じさせないどころか、これならどんなバイクにでも乗れそうな変な自信さえ与えてくれた。乗り易さが逆に面白さに欠けるとさえ感じる時もあった。その結果、再びカタナに目が行く結果になってしまった。
カタナのプラモデルを幾つか購入していくうちに、ついにカタナに乗り換えてしまった。