外気が効率よく取り込めないパソコンケース:AD-FDB2の温度は急上昇。Pentiun側はmpegのエンコード処理を行うとCPUの稼働率は80%程度、CPUの温度はいつも65℃ほど。片やCeleron側はエンコードの負荷がかかるとCPUの稼働率が100%となり、CPUの温度は70℃を超えることもある。CPUクーラーのファンはブンブン音を立ててフル稼働状態。騒々しいファンをなんとかすべく、水冷(液令)化を図ることとした。
GA-8IPE/P4P800-E
GIGABYTE GA-8IPE/ASUS P4P800-E
パーツ | 製品名 | |
共 有 部 | ケース | AD-FDB2(アルファデータ) |
モニター | SAMSUNG SyncMaster 193T | |
メインマシン部 | マザー ボード |
ASUS P4P800-E Deluxe (Intel 865PE) FSB 800MHz PDC20378(Promise Technology)RAIDチップ Gigabit LAN |
CPU | Intel Pentium4 3.20G(3.2GHz) | |
メモリ | PC3200 DDR 512MB×2 | |
ビデオ | ||
ハードディスク |
Seagate ST380021A U-ATA/100 7200rpm 80GB IBM IC35L80AVVA07-0 U-ATA/100 7200rpm 80GB × 3 しょっちゅう入れ替えているので正確にはわからない.. |
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DVD RAM/R | TRANSGEAR DVD-B300-P Panasonic LF-M660JD(USB)セカンドマシンと共用 | |
キャプチャー | CANOPUS MTV2000 | |
電源 | CWT社 350W ATX12V Ver.2.03規格準拠電源(ケース添付品) | |
セカンドマシン部 | マザー ボード |
GIGABYTE GA-8IPE1000-G (Intel 865PE) FSB 800MHzGigabit LAN |
CPU | Intel CeleronD 335(2.8GHz) | |
メモリ | PC3200 DDR 256MB×2 | |
ビデオ | ||
ハードディスク |
IBM IC35L120AVVA07-0 U-ATA/100 7200rpm 120GB × 2 Seagate ST3120023A U-ATA/100 7200rpm 120GB × 1 しょっちゅう入れ替えているので正確にはわからない.. |
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RAIDカード | ||
DVD RAM/R | Panasonic LF-M660JD(USB) メインマシンと共用 | |
電源 | CWT社 350W ATX12V Ver.2.03規格準拠電源(ケース添付品) |
=2005/02=
これまでのメインマシンとセカンドマシンを子供に売却。新たなマシンを組み立てることにした。 一台はミドルタワー、もう一台はキューブ型でモニタ、キーボードは切り替え器を使用していたが、ケーブル類の取り回しは繁雑を極めていたため、若干(かなり?)大きいがマザーボードが2枚入るアルファデータのケースを使ってみることにした。
AD-FDB2 | 外形寸法 | W320×D488.6×H480mm |
一般的なアルミケース | 外形寸法 | W190×D485×H420~450mm2つ並べると W380 |
普通のケースを2つ並べるより、AD-FDB2を使った方が幅はせまくなる。しかし、1台がタワー、もう1台がキューブ型だった時に比べたら場所をとったという感じである。AD-FDB2は電源を含む重量が16kg、さすが鉄製だけあって重い。 | ||
まあ、切り替え器が内蔵されていてケーブル類が少し整理されたかなという感じではあるが、圧迫感もある。 肝心の使い勝手等であるが、
- モニター、キーボード、マウスの切り替え器のスイッチはフロントパネルにある。
キーボードの”SCROLL LOCK”キーでも切り替えができる普通の切り替え器だ。要は普通の切り替え器がフロントパネル下部に埋め込まれ、そこからモニターのコネクタが背面に向けて配線されているものである。で、キーボードとマウスはケース前面に接続することになる。ただ、この切り替え器も汎用製品がついているようなのでやむを得ないのかもしれないが、せっかく筐体内に組み込んだのだからキーボード、マウスも背面から接続できるようにしてもらいたかった気がする。 - フロントパネルの左右にはそれぞれのマザーボードに対応した電源ボタン、電源ランプ、HDDアクセスランプ類がつく。
しかし、結構大きく突起したリセットボタンはちょっといただけない。誤操作のもとであると思うのだが。 - 向かって右側のCPUが下側にくる方・・・
もしかしてマザーボードのマウント用スペーサをとりつける穴が足りなくないか? - 静音ファン使用??
静音という基準はいささか曖昧ではあるのだが、2ヶ月間使用後、耐えられなくなってファンを交換した。すると、電源も結構静かではないか。
逆にハードディスクのにぎやかさが気になるようになったけど。 - 交換したファンは静かではあるが、回転数も低いものであり、フロント側にも増設しようと思って青いパネルを外してびっくり。そこに吸込口はなく、一面鉄板であった。その鉄板の後ろには数ミリの空間があって一応吸気ができるようである。青いパネルにスリットがあるものだから、てっきり大きな吸気口があると思っていたのだが..勝手な解釈だったようだ。
- 5インチベイは4つである。当然ながら左右どちらかのマシンに振り分けて使用することになる。
私の場合、1つにDVD-RAMドライブをセットしてその他のベイはハードディスク用のシャドウベイとして使用している。しかし、この目隠し用のフタがいまいちである。通常のプラ製と違ってコの字型の鉄板であるが、なにかドライブを入れるために取り外せばよいのだが、シャドウベイとする場合、内部にマウントする金具とこの目隠し用の金具を止めるネジ穴が競合する。つまり目隠し用のフタの取り付けネジ部がドライブマウント用のネジ穴部に達する長いものなのである。
しかもこのフタを上下反対にしてつけようとすると、上段や下段のフタと微妙に隙間が違ってくる。 ウ~ム、なんと表現してよいのやら.. - 最近はディスクの容量も300Gのものが手に入る価格帯に落ち着いてきている。
何台もハードディスクをつむ必要がなくなってきたし、LANやグラフィック、サウンドもオンボードのものが多くなってPCIスロットも(私には)あまり必要でなくなってきた。
メインマシン ASUS P4P800-E Deluxe
筐体内の左側にメインマシンとするマザーをおいてみた。AD-FDB2ではマスター側と呼ぶそうだ。
設置する場所の右側が壁であるため、常時稼働するセカンドマシン=騒音源=をできるだけ離そうとした結果、メインマシンはこちら側を選んだ。
CPU
一応我が家での名前はメインマシン。 CPUはPentium4でいってみたい。Prescottコア、Northwoodコアいろいろと選択の幅はある。
前回のマシンがPen4 3.0GHzだったため、今回のターゲットも3.0GHz以上。(市場では3.6GHzが出ていた頃か?) 24時間つけっぱなしとなる可能性が高いため、一応消費電力も調べてみた。
3.2E GHzの最大消費電力 103W、3.2 GHzで82W。フツー浴室やトイレは60Wくらい? どういう使い方をすると最大消費電力が消費されるかはわからないが、最近のCPUは電気使いすぎじゃないのか?
まぁ、PCも使わない時は電源落としとけばよいのだろうが、結局今回はNorthwoodコアの3.2GHz(82W)を選択することにした。マザーボード
最近マザーボードの選択は、一番に財布と相談し、後はできるだけオンボードのものをという感じで、あまり詳細は見なくなった。 今回選択したものはASUS
P4P800-E Deluxe (Intel 865PE)。 RAIDチップ、Gigabit LAN、サウンドがオンボードである。 購入後、いざ組み立てようとして気がついた。グラフィックがオンボードじゃない
(T_T)
メモリ
マザーがデュアルチャネル メモリ対応ということで、PC3200 512MBを2枚挿しで入れてみた。 一番気になるのがMpegファイルのエンコード時間。
ただいま、TMPEGEncでメモリの使われ方や1GByteメモリの効果を測定中。
旧PCからの使い回しである。
セカンドマシン GA-8IPE1000-G
こちらは筐体内の右側。マザーボードはCPUが下側にくる倒立スタイル。 AD-FDB2ではセカンド側と呼んでいるが、CPUが電源部から離れているため、電源ケーブルが一般仕様より長い。
CPU
キャプチャーが主体となるマシンである。 メインマシンをPentiumとしたため、こちらはCeleronにしてみた。 Intel CeleronD 335(2.8GHz)、最大消費電力73.0Wである。
マザーボード
メインマシンと同じではベンチマークを取ったりする遊びに面白みがなくなるので、違ったメーカから選択。 (同じにしてCPUとメモリの違いを測定しても良かったかも)
同じチップセットでやってみようとIntel 865PEのGIGABYTE GA-8IPE1000-Gにしてみた。 もちろん、メインマシン同様グラフィックがオンボードじゃない
。 アチャ~やっぱ、まじめに考えて物買わなくちゃいかんな?
メモリ
こちらもメインマシン同様マザーがデュアルチャネルメモリ対応ということであるが、メインマシンより容量を減らして、PC3200 256MBを2枚挿しにしてみた。
ハードディスク
こちらも旧PCからの使い回しである。
=2005/05=
旧PCからの使い回しのハードディスク、約3年が経過して次々と故障していく。
筐体のファンを静かなものに交換したらディスクの騒々しさが気になるようになってきた。 特に旧IBMのディスクは回転音が大きいようだ。
=2005/08=
夏、真っ盛り。筐体内にかなり熱がこもっているようだ。 排気ファンを静音タイプに交換して回転数も落としているのも要因かもしれないということで、前面に吸気用のファンを追加することにした。
しかし、よく考えたらこのケースの前面の板は吸気用の穴があいていない。 ひとまずファンは取り付けたものの、ファンと前面の鉄板との隙間もあまりない。
これでは、筐体内の空気をかき回すことすらできないのではないか!?
やむを得ず両サイドのカバーを外したまま夏を越すことにした.. が、これじゃぁケースは必要ない..水冷化を図ることにした。