PCIスロットが不調だったり、サウンド機能が不調だったり。完全には壊れないので2021年に1台のみリプレスしていたが・・ボチボチもう1台リプレスしてみようかな・・と。
ASRock B85M Pro4
ASRock B85M Pro4
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=2016年2月=
P6T WS Professional 1号機のリプレス
2台持っているマザーボードP6T WSのうちの1台が壊れた。
作って5年くらい経つが、最近は酷使していないのでまだまだ持つと思っていた。それに性能的にもまだまだ大丈夫だった。
CPUはCore i7初代の920(2.66 GHz)、ソケットFCLGA1366。
しかしながらソケットFCLGA1366のマザーボードは絶滅した模様で、CPUも買い替えが必要になった。
今時のCPUはTDP85Wくらいなのに対して、920は130Wの大喰い。やむなし。
2015年には第6世代Coreが登場したようだ。
P6T WSは「ハイエンドチップセットIntel X58 Express搭載」とメーカーが言っているのだからハイエンドに属するマザーだったのだろう・・たぶん。
じゃ、次期もハイエンドを狙うのかといと・・ハイエンドのマシンよりローエンドでいいから2台欲しい。
P6T WS 1号機から流用できるのはケース、電源、ハードディスク、光学ドライブ、DDR3-1600・2GB×4枚のメモリといったところ。2台は組めない。
ビデオカードは買ったばかりだが、ぜひ使いたいというほど高性能のものでもないし、ゲームがメインではないのでオンボード、統合チップで十分。
ひとまず、再利用できるもので1台組む算段をした。
ネックとなるのはメモリが2GB×4枚というところ。最近ではメモリスロットが2枚のものが多い。4GB×2枚の8GBのものを新たに買い足せば5~6,000円の出費増となる。できれば、今のメモリを使いたいので4スロットの物が欲しい。
マザー、CPUを新品に買い換えるのだからメモリも、という気持ちもあるが、節約したんだ~、という自己満足(?)も欲しい・・
調べてみたらASRockの「B85M Pro4」というのが引っかかった。
ASRock社正規代理店の販社のHPによると、「ビジネス向けチップセットのインテルB85チップセットを搭載したMicro ATXマザーボードの上位モデル。」とある。
インテル HD GraphicsはD-Sub、DVI-D、HDMIと3つのポートがあるようで、メモリは手持ちのDDR3-1600が4枚とも使える4スロット。ほぼこれが決め手だったといえるが。
P6T WSにはSATAポートが6個あり、全て使っていたが、これにも6個ある。
こりゃエエ。
ということで購入。
ASRockは、ASUS、GIGABYTEについでシェア3位らしい。
私のは、ASRockのマザーはP4i945GCを持っているので、これと、同時に買ったH81M-HDSをあわせて計3枚。
ASUS2枚のうち、1枚は今回脱落。
他はShuttle1枚。
我が家ではASRockのシェアがトップの座についた。
CPUはクロックアップの予定もないのでKのつかない「Intel Core i7 4790」(クロック周波数:3.6GHz)。
ちなみに購入時点での最安値は38,000円くらい。
これまでP6T WSを入れていたタワー型のケースを流用。
ごちゃごちゃ好きの私としては隙間がさみしい・・
落ちまくるOS
一緒に購入したH81M-HDSとともに並行してWIndows 10をインストールしていったが、2台ともブルースクリーンで落ちまくる。
原因はネットワークメディアプレイヤーソフトでした。
これが解決したあとひとまず順調。
・・クリーンインストール直後から落ちまくっていたのでマザーを疑ってしまった。
m(__)m ゴメン
ポートマルチプライヤ非対応
P6T WSにはコレガの「PC連動電源機能搭載2BAY USB2.0/eSATA接続 3.5インチSATAハードディスクケース」 CG-HDC2EU3100というのを3個接続していた。
と、いっても、常時起動しているのではなく、必要時だけ電源を入れる感じ。
これが3台。
eSATAとUSB2.0のどちらかで接続できる。
P6T WSのときはポートの数から2台はeSATA、1台はUSB接続としていたのだが、やはり速度の差は歴然。
今回のB85MもSATAのポートが6個あり、内臓ディスク3台、光学ドライブ1台、そして残りの2ポートをコレガ用として使用。
ちなみに、SATA3のポートが4個、SATA2のポートが2個ある。
UEFI(BIOS)の設定でポート毎にホットプラグのenable/disableの設定ができるようだ。
ただし、SATA3のポートのホットプラグをenableにするとSATA2として動作するらしい。
コレカのケースをつないで動作確認。
一応読み書きができたが、windowsのシャットダウン時に、コレガの筐体にあるハードディスクのアクセスランプの点滅の仕方がおかしい。
片方のディスクのみやたらと点滅し、一向にOSが終了しない。
リビルドのランプはついていないのでリビルドではないようだ。
しばらくしてPCが停止したあと再起動してエクスプローラで見てみようとするとしばらくダンマリのようになったあとファンクションに誤りがあるというダイアログが開いた・・・
データは2TB満杯状態・・それが飛んだのか・・
いろいろと試したがどうしてもアクセスできないようだ。
ひとまず、ディスクを取り出して1つずつ確認してみることにした。
シングルモードにするディップスイッチの設定を確認するためにマニュアルを引っ張り出して見ていると、「eSATA接続でご使用の場合、パソコンのインターフェースがポートマルチプライヤに対応している必要があります。」という記述が目に入った。
お~、忘れてた・・
ひとつのポートに複数台のハードディスクを繋ぐことができるSATAの規格・ポートマルチプライヤ。
ASRockのページで確認すると、対応しているとは書いていない。
同社の他のマザーボードには対応と書かれているものがあったから・・つまり、B85Mはポートマルチプライヤに対応していないらしい。
ディスクをシングルモードにして接続してみると1つのディスクは認識されたが、もう一つのディスクはオフラインの状態となっていた。
一旦、データを別のディスクにバックアップ。ただ、2TBフルにあるのでコピーに十時間以上はかかるはず。
オフラインのディスクをオンラインの状態にするとデータを見ることができたが、このままふたたびRAID1には移行できないのでdiskpartコマンドで初期化からやり直し。
ちなみに、このハードディスクケースはポートマルチプライヤに対応していない場合はUSB2.0で接続すればいい。もちろん、速度は犠牲になるが。
これまで使用していたディスクなので、すんなりRAIDが組めず、シングルモードにしてdiskpartのcleanコマンドなどを何度か繰り返してやっとRAID1が組めた模様。
さっそくバックアップしてあったデータを戻そうとするのだが、速度がでない。
コピーダイアログの詳細では500kB/s~1MB/sという速度で残り2日以上と表示されている。
接続するポートやUSBケーブルを別のものに交換しても事象は変わらず。
chkdiskでも特に異常はなさそう。
シングルモードにしてディスク一つ一つのチェックをすることにした。
1台目のディスクはS.M.A.R.T情報でも異常はなく、書き込み速度も30~40MB/sと問題はなかった。
もう一台のディスクはS.M.A.R.T情報で代替セクタへの移動が進みつつあり要注意状態。
試しに書き込みを行うと500kB/s~1MB/sしか速度がでなかった。
こいつが足を引っ張ってたようだ。
・・と思ったら、コレカのケースの基盤に問題があった・・では困るのでケース内の別のスロットに差し替えて試したみた。
結果としてはケースに問題はなく、ハードディスクに問題があったみたい。
まぁ、元々調子が悪くなりかけていたことろに原因を探るためにいろんなコマンド使ったり、シングルにしたりミラーリングにしてリビルドが走ったりといろいろなアクセスが重なって代替処理保留中なんかのセクタもドドドッと飛んでっちゃって一気にトドメがさされたというところですかねぇ。
元のデータが救える程度の故障だったのを良しとすべきか。
このディスク、WDC WD20EARS、S.M.A.R.T情報によれば起動回数192回、使用時間815時間と全然使っていない。
ただ、ケースを開けたときにディスクに触って見たが、結構熱を持っている。
ケースには小さなファンもついているが2台のディスクの隙間はなく、筐体内はせまいので熱は溜まりやすそう
不良セクタ等々の修復ツールもあるようだが所詮ハードディスクは消耗品。
2TBのディスク2台でも1万5,000円くらいで買えそう。悪あがきはヤメテ買いなおそう。
幸い筐体にディスクを格納できる場所もSATAポートも空いてるので、古い正常な1台はキャプチャーデータの一時保管用にでも使おう。
2台分のPCのパーツ買った直後にRECBOXも追加で買ってしまった次の日の出来事・・
ここ2~3週間、パーツを買った直後の別のものが壊れ、さらに追加購入という悪夢のスパイラル・・
財布へのダメージはヒジョーに大きい(^^;
どんどんパーツが壊れていくのを目の当たりにすると旧PCから流用したメモリ、電源は大丈夫だろうか・・という不安がよぎる。