MPLAB 8からMPLAB X IDEに移行し、ついでに今後はC言語じゃ~ということで・・ドツボにはまっている状態。今回は、いよいよ解決編。
ラズベリーパイ3 弐号機
鉄道模型のレイアウトの制御などで使用するつもりで買った2台のラズベリーパイ3のセットアップ作業。
壱号機はポイントの制御などに使用するつもりで多少情報量が多くても表示できるようにPCで使用していた19インチのスクエアタイプのディスプレイをつないだ。
で、こちらの弐号機はカメラなどをつないでレイアウトのいろんな位置に簡単に移動できるようにちぃっちゃいモニタをつなぐことにした。
ラズベリーパイ公式と言われている7インチLCDタッチスクリーン。
ラズベリーパイの正規代理店KSYで扱っているアクリル板のフレームセットを使ってセット。
購入したタッチスクリーンの背面にはドライバーボードがすでにネジ止めされており、スクリーン・リボンケーブルもセットされていた。
一旦ドライバーボードを外さないと最初の1枚がセットできなかった・・
ドライバーボードの上に重ねるようにラズベリーパイをセット。
こちらに給電してラズベリーパイ本体にはジャンパー線で給電することになる。
組み立ても終了し、キーボードとマウス用のワイヤレスレシーバーをUSBポートに・・・
今回使ったキーボードとマウスのレシーバー、やたらサイズが大きい。
ラズベリーパイにはUSBのポートが4つあるが、フレームのスタンドが干渉して2つのポートが使用できない。
USBポートをフルに使用したい場合、小さいサイズのワイヤレス機器用のレシーバをスタンドと干渉する位置に使用してケーブル類があるUSB機器に干渉しない部分を譲るか、本体の2つのポートはあきらめてUSBハブで抜き差ししやすい場所にポートを増設する必要がありそう。
ひとまずインストール時は有線にしておいたが、実際に使用するときはWiFiが搭載されているのでそちらを使用するとすっきり。
ラズベリーパイ本体の後ろに隠れているドライバーボードから上方に向けてでているのは給電用のUSBケーブル。
お~、天地さかさまに映っとるじゃないか!!
あわてて調べまくったら、それでいいらしい。
インストール終了後、/boot/config.txtに次の1行を追加するようだ。
lcd_rotate=2
・・と、いうことで、インストール中と設定が終わるまでは箱を台にして逆さまに置いて作業。
ただし、シャットダウンシーケンスが動きはじめて少ししてlcd_rotateが無効になると逆さまに表示されながら終わっていく・・奇妙。
頭からのぞいているのは給電用USBケーブル・・邪魔・・
LCDはDSI Display Portに接続するので、HDMIポートが空いている。
これを使ってデュアルディスプレイもできるという話なのだが。
HDMIポートにケーブルをつないでテレビに接続してみた。
・・デフォルトのままではLCDには表示されるが、HDMIには何も表示されない。
ただし、HDMIポートにも何らかの信号は出ているようでHDMIリンクの機能で勝手にテレビがラズベリーパイのHDMI出力のポートに切り替わった。
それにしても・・。
HDMIケーブルの方も電源用USBケーブルと同じくLCDモニタの後方から角のように真上に向かって伸びている。
我が家のテレビ台には収まらなかった。
テレビ台に置けないなら、デュアルディスプレイの設定方法を頑張って調べるより、デュアルディスプレイは断念した方がよいみたい。
==でも、気になる==
例えば、こんな方法で。
「ラズベリーパイをデュアルディスプレイで」。
ロジクール Wireless Combo MK240S
壱号機同様、こちらにもメディアサーバーのソフトkodiをインストールしてみた。
出窓にステレオのアンプ、スピーカーを置いて、横にラズベリーパイ、背後に音楽ファイル、動画を格納したUSBハードディスクを置いたらこんな感じ。
パソコンを起動しなくても4Tbyteのメディアサーバー、メディアプレーヤーが動く!!
USBハードディスクはWindowsで使用しているNTFS形式。
電源を入れると自動でマウントしてくれ、kodiからもちゃんとアクセスできる。
が、しかし・・
2台とも鉄道模型用に買っておきながら、2台ともメディアプレーヤーにしてどうするんじゃい・・
=2016年12月=
本体とLCD、それにスピーカーを置ける台を作った。