P6T WSが1台壊れたのでローエンド機2台(B85M Pro4、H81M-HDS)導入。OSはWindows10 Homeをクリーンインストールし、2台とも同じようなソフトを入れて、どちらを使ってもいいようにインストールを進めていた。が、両方ともブルースクリーンで落ちまくる、落ちまくる
P6T WS ProfessionalをWake on LAN (WoL)で起動
現在、パソコンを1階と2階で使っているが、問題となるのがメールフォルダなど共有したいデータがあること。
これまでは、玄箱、LANTankを使っていたが、電源のスイッチを入れ忘れてて1階と2階をいったりきたり。
続いて使ってみたのがLinkStation。PCが起動するとLinkStationも起動する連動機能を使ったが、LinkStatioが複数台あると余分なLinkStationも電源が入る。
最近ではパソコンの使用用途を分けて使うようにしているのだが、それでも、やはり別のPCのデータが必要になることがある。
そこで、WoLを試してみることにした。
これまでも新しいPCを導入するたびに試していたのだが、確実に起動できるということがなかった。
起動したいPCは、1階、2階ともにP6T WS Professional、OSはWindows7。
まずは、BIOSの設定。
・Suspend Mode
→ S3 Only
・APM Configurationの中にあるPower On By PCIE Devices
→ Enabled
(当初オンボードNICがPCIかPCIEのどちらに接続されているのかわからなかったのでPower On By PCI Devices、Power On By PCIE DevicesともにEnabledにしてみたが、デバイスマネージャーを見るとRealtek PCIe GBE Family Controllerとなっていた。)
続いて、Windows上での設定。
・デバイスマネージャ → ネットワークアダプター →Realtek PCIe GBE Family Controllerのプロパティ画面を開き、詳細設定のタブでWake on Magic Packetを有効にする。
同じく電源管理のタブで「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」「Magic Packetでのみ、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックボックスにチェックする。
(P6T WS ProfessionalのオンボードNICは2つあるので、2つとも同じ設定にしておいた。)
・コマンドプロンプトが「ipconfig /all」でMACアドレスを調べる。
(上記、Realtek PCIe GBE Family Controllerのプロパティ画面の詳細設定タブのネットワークアドレス欄にも表示されているが、念のため..
ちなみに、私んちでは、2つのNICはチーミングで使用。)
いよいよ、テスト。
magic packetを送出するフリーソフトはたくさんある模様。
とあるソフトを一つ選んでインストールし、MACアドレスを登録して、いざ起動!!
…できなかった。
BIOSやら、Windowsの設定をいくら見直してもだめ。
今回もやっぱWoLはダメかぁとあきらめかけたが、magic packetを送出するソフトを変更してみた。
「Wake up On Lan tool(WOL) Version 1.93」
これで、試したところうまく起動できた。その後も問題なし。確実に起動できるようになった。
さて、起動した他の階にあるPCの終了は、リモートデスクトップでログインし、そこでシャットダウンさせる。
ただし、リモートデスクトップでログインしているときは、スタートボタンを押してもシャットダウンの項目はない。
そこで、「Ctrl + Alt + End」キーを押してログイン画面を表示させると、右下にシャットダウンさせるためのボタンがひっそりと。
(Ctrl + Alt + Deleteキーでログイン画面を表示させると、自分自身のパソコンの電源が切れます…)
これで、1階と2階を行き来しなくても大丈夫。