昭和60年頃?の国鉄 福塩線 八田原駅にて。
糸崎駅 さよなら80系
1978年(昭和53年)12月17日、山陽本線・糸崎駅から岡山駅に向けて走った「さよなら 80」列車。
先頭車両の正面左上にある「列車運用番号」も「80」。
ちなみに、ヘッドマークは「さよなら 80」となっており、「さよなら 80系」ではない。
鉄道ファンなら80系電車ということはわかるだろうが、知らない人は80って何?って感じか。
まだ1978年だし。
サボ受けには「さよなら湘南 GOOD BYE 80」のボードが。
この列車専用に作ったものだろうか?
それとも各地で引退していく80系電車のさよなら列車に使いまわしていったものだろうか?
運転士に花束贈呈。かなりの人出である。
布原のD51三重連などを含め、鉄道の車両の写真、イベントの写真を撮るブームはすでにあったみたい。
ただ、面白いのは花束贈呈のセレモニーを皆一定の距離をもって見守っているということ。
今だと、押し合いへし合いになり、警備員が両手を広げて制止しているのが映りこむのだろうが。
運転席ものぞき込むことができた。
隣にはEF66の1号機。
1号機といっても最初の車両ではなく、試作機のEF901(のちのEF66 901)があるので、実質2両目にあたるのだが。
またしてもEF66。
この頃のEF66は長大編成・高速運転のコンテナ専用列車、鮮魚列車以外の解結列車のけん引も多くなっていた。
解結列車:貨物取扱駅で貨車の増結、解結を行う、言ってみれば各駅停車の貨物列車。
EF66にしても体がなまってしょうがなかったことでしょう。
80系 中部天竜行き
同じ時代、豊橋駅で見かけた80系電車。
前面に「中部天竜」のマークを掲げていた。