息子が半分くらい組み立てて、色を途中まで塗った段階で失敗したようで、そのまま放置され、そのうち、私のものになっていた。塗装はすべて剥がし、塗り直す段階になってフッと、痛車にしてみようかなと思った。なんでか。・・・かわいいお姉さんが好きだから!?
ダイハツ ミゼット (前期型) のスナップ (アリイ:マイクロエース 1/32)
マイクロエース(アリイ) 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.7
’57 ダイハツ ミゼット(前期型)
オーナーズクラブシリーズのものをいろいろと買い集めてはいるが、どんなものになるんだろうかと作ってみた。・・ストックしているものとは別のを買って(^^;
1957年(昭和32年)に発売されたダイハツ ミゼット。TVコマーシャルの影響か、ミゼットの名前は子供でも知っている有名ブランド。
最近の映画では昭和30年代のものは何でも古びた感じで表現されているような気がするが。
・・なんでもよごしゃ昭和30年代というわけではではない。
確かに戦災で焼けていない町の木造の家は古びた感じではあったが、当然新品のものもあった。
昭和40年代に入った頃に登場した大村崑の「オロナミンC」、松山容子の「大塚のボンカレー」、由美かおるの「アース渦巻」などのホーロー看板は新しかった。
由美かおるのホーロー看板なんか、「こんな色っぽいものを町中に貼りだしていいんだろうか」と子供心に思ったものだ。
・・・今?・・古びててもいいから、由美かおるのホーロー看板が欲しい・・
海沿いの町で生まれ育ったせいか錆びたものも多く見かけた。
もちろん昭和30年代は防錆鉄板もなく車も錆に弱かった。それでも、錆びるには数年はかかったろうし。
鉄工所が多い町でもあったため、車は鉄工所の油まみれで汚れている三輪トラックのイメージが強い。
また、道路はどんどんアスファルトで舗装されていっていたが、まだまだ未舗装のところもあったので砂埃で汚れている車も多かった・・と思う。 はっきりとは覚えていないけど・・。
といっても、プラモデルで表現できるほどテクニックはないんですけど。
まぁ、実際にいろいろと作っていくうちに上達するでしょう。きっと。
ひとまず、錆の表現より、汚れた感じの出し方の勉強じゃぁ・・
パッケージの絵を見ると、屋根はレザーのようなシートが貼ってあるようだ。
シートやら幌を実感的に塗装するのは難しいですなぁ・・ こりゃ、だめだ。
製品のゴムタイヤは黒くてかなりテカッていたので艶を落としてみた。
艶を落とすのも結構難しいですなぁ。
ハンドルはアメリカンバイクのプルバックハンドルのような角度をもっている。
全体に汚れているけど、なぜかホイールハウスは比較的綺麗だったような気が。
なぜなら、狭い道路で子供たちが体をこすりながら遊んでいたから・・
私もその一人か?
ということで、暗めの照明でストロボ無しで撮ってみた。
ボロ隠しにはいいかも。
フロントなんかこんな感じで艶がないように作ってみたんだけど、ほかの写真は結構テカッてる。
幌がないとちょっと貧相か?
乗車スペースと荷物スペースが五分五分みたい。
積載性はよくなかったのかも。
石膏で作った台に飾ってみた。
パッケージと一緒に記念撮影。
このパッケージではわからないが、後ろに幌を巻き上げた部分が表現されており、そこを含めて全長は約85mm。