【自動車プラモデルのストックリスト】アリイ 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.17 ’58 マツダ K360(昭和33年)。昭和33年に発売され、”ダイハツ・ミゼット”と並ぶ軽トラックとして活躍したK360。車体はコンパクト。荷台は運転席と同じくらい。結構小さい。フロントのボンネット部分を含めると荷台の方が小さい。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
’60 マツダ クーペ R360 (アリイ:マイクロエース 1/32)
1/32 オーナーズクラブシリーズ No.15
’60 マツダ クーペ R360(昭和35年)
株式会社 マイクロエース(有井製作所(アリイ))
(購入年月・・忘れた)
購入時価格 ¥600(税別)
東洋工業(現・マツダ)が1960年(昭和35年)に4輪乗用車市場に参入したのがこの軽自動車・R360。
戦後の日本車初の「クーペ」でもある。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージ側面。上面と同じ絵と解説が書かれている。
2+2シーターの4人乗りとはいえ、後部席はかなり狭そうである。
・・パッケージの絵では、どう見ても二人乗り。
このスタイルはダイハツの初代コペンを連想させるが。
解説。
356cc空冷2気筒16馬力エンジン。
2速オートミッションのモデルもあったです、と。
日本初のAT四輪車は、1958年(昭和33年)に岡村製作所が発売した600 ccの「ミカサ」で、このトルコンが「マツダ・R360クーペ」に採用されたようだ。
R360の発売前の1959年(昭和34年)にはトヨタもAT四輪車も出しているようだが、機構的にはR360クーペのトルコンは日本初のものということになる。
このR360は、のちに完全4シーターとしながら室内空間を広くとって昭和37年にデビューしたマツダ・キャロルのベースとなっている。
キット構成
キット構成。
車体もかなり小さいのでパーツも非常に少ない。
このボディ、ドアの幅からみてこの後部座席・・人が乗れるのか?
小学校低学年がギリ。
とはいえ、戦後15年。
車買える人、どれくらいいたのか。
3輪トラックからやっと4輪に移行しようとしてるい時代だし、そもそも家族でドライブという時代でもなかったはずだから十分か。
車は最低でも4人くらいの家族が乗ってお出かけ・・はまだまだのはずだ。
2シーターのコペンがあるように、現代によみがえっても面白そうな車だけど。
模型作りの観点で見ると、作るのは非常に簡単で、安い。
・・コペンのプラモデルよりもかなり安い。
塗装、ウェザリングの練習にはもってこいか。
また、車がメインじゃないジオラマを作ってアクセントとして置いてもいいかも。
小っちゃなジオラマでも十分置けそうだし。
いろんな意味でおすすめのキットかも。
組み立て説明書はA4の1枚紙。
他のこのシリーズの説明書に比べても書かれている図は少ない。
まぁ、パーツも少ないから・・
この絵のタイヤ、やはり側面が白く塗られたホワイトウォール。
このシリーズの絵にはホワイトウォールのタイヤが多く描かれている。
’50年代、’60年代に流行していたのだろうか?
模型としては・・塗装するの難しそう。