【自動車プラモデルのストックリスト】アリイ 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.11 ’58 ミゼット (後期型) (昭和33年)を買った。バーハンドルでドアもなく、どちらかと言えばバイクの延長線という感じなの前期型ミゼット。その後継としてドア付きの2座席、丸ハンドルへモデルチェンジした後期型ミゼット。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
’58 マツダ K360 (アリイ:マイクロエース 1/32)
1/32 オーナーズクラブシリーズ No.17
’58 マツダ K360(昭和33年)
株式会社 マイクロエース(有井製作所(アリイ))
2012年3月購入 (購入時価格 ¥600(税別))
模型店の店頭で見かけたオーナーズクラブシリーズの作例を見てこのシリーズをいくつか購入した中の一台。
昭和33年(1958年)に登場した3輪トラック。
子供の頃、近所の八百屋が使っていたオート三輪は「ダイハツ CM10T」。
で、米屋の前にあったのはもっと小型のものだったので、このK360か、ダイハツミゼットだと思うが。いずれにしても、幌がついていたような。
幌付きのK360なら、「マツダ K360 幌つき」が発売されているし、ミゼットなら、「ダイハツ ミゼット(前期型)」や「ダイハツ ミゼット(後期型)」が発売されている。
中高年のプラモデラーが、昔を懐かしみながら作れるのもこのシリーズの良いところか。
ついでに言うと、バリが多いので「昔はこうやって、バリを取りながら作ったなぁ」という思い出?にも浸れるシリーズ・・
昭和30年代のこれらの車は、中高年の年代では、子供の頃に見かけた車ということになるんだろうけど、今、老後という人たちにとっては、まさに仕事で乗っていた車ということか。
一度この時代の軽トラに乗ってみたい気がする。窮屈そうだが。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージ側面には上面と同じ”三丁目の夕日”風の絵と解説がある。
絵をよ~く見ると、後ろには馬跳びで遊んでいる子供やら鉄砲もって風呂敷をマント代わりに走っている子供。
まさにアタイら、こんな感じで遊んでました。
老後に、昆布茶でもすすりながら作りたいキットですなぁ。
・・別に昆布茶でなくて、ハイカラにコーヒーでもいいけど。
パッケージ側面に書かれている解説。
昭和33年に発売され、”ダイハツ・ミゼット”と並ぶ軽トラックとして活躍した。
でた、ミゼット。
この頃、商用車を買おうとしていた人たちは、大きさやら燃費やら、故障の頻度やら、値引きやらと結構検討する項目はあったと思う。
しかし、その頃の子供としてはそんなことは関係ないし、3輪トラックはすべて”ミゼット”と思っていたハズ。
ペットネームをつけてテレビCMでバンバン名前を出した戦略は強かった。
そもそも車に名前が付き始めたのはいつ頃なんだろう?
オーナーズクラブシリーズで見る限り、’50年代で名前があるのはミゼットくらいか。
そんなことを考えるとやはりミゼットの方が偉大なのか?
キット構成
キット構成はシンプル。
パーツは一袋に収まる。
デカールはパッケージの絵と同じ社名などが入っているキットもあるが、これは違っていて、「菓子卸問屋 山盛商店」。
車体はコンパクト。
荷台は運転席と同じくらいと結構小さい。
フロントのボンネット部分を含めると荷台の方が小さい。
しかし、狭い路地があるような場所で牛乳や米、酒といった重いものを配達するには重宝したんでしょうけど。
パッケージの絵を見るとフロントに「mazda」の文字が見える。
キットのフロント部を見てみると・・お~、ちゃんと表現されとる。