【自動車プラモデルのストックリスト】アリイ 1/32 オーナーズクラブシリーズ No.26 スズキ フロンテ 360。1963年にガソリン・エンジンオイル自動混合方式のエンジンになり、1965年にはエンジンオイル直接噴射方式のエンジンが採用されている。1967年にモデルチェンジされて2代目となり、名前にも360がついて「フロンテ 360」。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
’70 三菱 ギャラン GTO-MR (アリイ:マイクロエース 1/32)
1/32 オーナーズクラブシリーズ No.47
’70 三菱 ギャラン GTO-MR(昭和45年)
株式会社 マイクロエース(有井製作所(アリイ))
2013年4月購入 (購入時価格 ¥600(税別))
1969年の東京モーターショーに参考出品され、翌1970年(大阪万博の年)10月に発売されたギャランGTO。
ワシはまだ、車に興味などもつ歳ではなかった。
最初に発売されたGTOに搭載されたエンジンはOHC。その後11月~12月にGTOのイメージリーダーとしてDOHCエンジンを搭載したこのGTO-MRが発売された。
車に興味を持つようになって、あらためてこの車体を見るとダックテールあたりが気に入って・・・友人が(MRではないが)GTOを買い、アタイは高校生の頃からずっと欲しかった・・(GTではないが)セリカLBを買ってしまったのだが・・
並べて停めているとどうもGTOの方がちょっとコンパクトで引き締まった感じに見えたのだが。
初代のGTOとセリカの諸元を見ると。
項目 | GTO | セリカ |
全長 | 4,125mm | 4,215mm |
全幅 | 1,580mm | 1,620mm |
全高 | 1,310mm | 1,280mm |
ホイールベース | 2,420mm | 2,425mm |
車両重量 | 980kg | 1,040kg |
発売 | 1970年10月 | 1970年12月 LBは1973年4月 |
並べて停めているだけで差がわかるほどの違いはなさそうだ。
フロントグリルの違いによってGTOの方が見た目に引き締まって見えたのかな?
1/32 オーナーズクラブシリーズの中には「GTO-GSR」があり、すでに買ってストックしてあるが、例によって、模型屋さんで別のを見かけるとつい買ってしまいたくなる癖があるもんで。
まぁ、ものによっては買ったのすら忘れてるものあってダブって買うこともあるし。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージの側面には上面と同じ絵と解説がある。
解説。
「ボンネットにエアインテークを持つこのMRは三菱初のDOHCエンジンを搭載~」
そうそう、当時の高性能エンジンの証ともいえるのがエアインテーク。
車によっては穴が開いているだけのものもあったが、このGTOのように出っ張ってていかにも空気を取り入れますよとアピールしてるものも。しかもその部分だけ色を変えて。
キット構成
キット構成はこんな感じ。
トランクの後部が跳ね上がったダックテール。
いまだにこんな車があれば欲しいなぁと思うのだが。
パーツはこんな感じ。
ボディをじっと見て、パーツもじっと見てみる。
アラ!? ・・ボンネットまっ平。
エアインテーク・・ないじゃん。
GTO-GSRの方も見てみたが、そっちにもない。
まぁ、もともとない車両のようなのでそれは、それでよいのだが。
模型の製品番号からみたら、このGTO-MRが№47、GTO-GSRが№48でこっちが先発製品のハズ。
GTO-MRにもエアインテークがついていたというのならわかるが。
それにパッケージの解説にも「ボンネットにエアインテークを持つ・・」って書いてあるのにねぇ。
セールスポイント省略してどうするの。
まぁ、ないものはしょうがない。
GTO-MRとGTO-GSRの差は、フロントグリルとテールランプのパーツで表現されているようだ。
こちらはGTO-MRのフロントグリルとテールランプ部のパーツ。
上にあるちっこいパーツがエアインテークかと思いきや、これはリアのサイドエアルーバーのパーツ。
こちらがGTO-GSRのフロントグリルとテールランプ部のパーツ。
リアコンビネーションランプはセリカの場合、前期型の方がいわゆるバナナテール。片側が5つのランプに分割されていた。
後期型になって片側が3つに集約された。
GTO-GSRの方は1975年モデルのようだが、こちらの方がGTO-MRに比べて細かく分割されたようだ。
バンパーはメッキパーツじゃありません。
パッケージの絵を見るとオレンジ色のボディカラーの車体側面に黒のラインが描かれているが、デカールもなし。
ということで、このイメージカラーで作るなら自分で塗らなくちゃいけないみたい。
黒のラインは太いのと細いのが2本。
はたして、ちゃんと隙間が開けられて、間にオレンジ色をのぞかすことができるんだろうか。
おそらく、1本にして、「まぁ、いいか」って、妥協する予感が。
ちなみに、このシリーズでは3種類のGTOがあるみたい。
GTO-GSR、GTO-MRがそろったので、あとはGTO-M2。
どこが違うんだろう。
それは、買ってからのお楽しみ!?
買う気は満々、作る気、少々!?