【ミリタリプラモデルのストックリスト】タミヤ 1/35 情景セットシリーズ No.2 ドイツ野戦憲兵 ノルマンディ 1944を買った。オートバイ、兵士、道標などと公園のゲートなどのパーツ、展示台ベース、展示台ベースに貼る石畳模様の情景シートなどで情景を再現する。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
ドイツ・II号戦車 (タミヤ 1/35)
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.9
株式会社 タミヤ
1971年6月発売(発売時価格 ¥300 )
2015年購入 (購入時価格 ¥1,200 (税別))
1968年9月にドイツ戦車兵から始まった1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ。
フィギュア、対戦車砲、シュビムワーゲン、キューベルワーゲンなどが発売されていたが、やっと9作目にしてこの戦車が登場。ミリタリーシリーズに戦車がないのもねぇ。
このII号戦車は、本格的なIII号戦車、IV号戦車の完成の遅れの間をつなぐために製造された軽戦車で、1935年に試作車が完成、1937年から1940年にかけて量産されている。
パッケージ
パッケージの側面には箱の表と同じ絵と解説がある。
解説には、
「スペイン戦争で明らかになったI号戦車の欠点を補い、その軽快な機動性は当時のドイツ陸軍の戦車用法に十分活用されて・・・a1型からL型にいたるまで実に多くの種類が生産され、大戦中期まで活躍した。」とある。
じゃ、このキットは・・ ウ~ム、パッケージはF/Gとなっている。
組み立て説明書にはF型の主要データが載っている。
マーキングと塗装の指示を見ると、II号戦車G型とあるものが4種、F型とあるものが1種。
それぞれの所属部隊も書かれているが、wikiを見る限りではG型は「量産計画は中止され、結局12両のみ作られたが、部隊配備された記録はない。」となっている。
まぁ、あまり掘り下げてはいけないということで・・
部隊配備がないというwikiの記述が気になる人はF型として作りましょう・・
キット構成
キット構成はこんな感じ。
軽戦車。確かに車体は小さい。
実物は全長4.81m、全幅2.28m。
車でいえば、全長は5ナンバーの制限値4.7mを10㎝くらい超えるが、3ナンバーの制限値より小さい。
全幅は5ナンバーの制限値1.7mを超えるが、3ナンバーの制限値2.5mより小さい。
ということで、3ナンバーサイズ。
トヨタのアルファードのSRの全長が4.935m、全幅が1.850m。
つまり、アルファードに片側で20cmくらいはみ出すデカめのオーバーフェンダーをつけたサイズがII号戦車ということになる。
1/35スケールでは全長13.7cm、全幅6.5cmくらい。
車体の底には電池ボックスのスペースがある。
この模型は1972年にモーターライズ版としても発売されたようだ。
当時はモーターがついてない模型は売れないとまで言われていた時代。
当初から、このモーターレス車両がコケようがコケまいがモーターライズ製品として出す予定だったんでしょうが。
この頃買ったウルトラマンもモーターで腕を振りながら歩いた・・
厳密にいえば歩くというより滑った。
ラチェットギヤのような形の円筒状の幅広のゴムに薄板がかみ合って逆転防止となっている車輪が回転して滑る感じだったと思う。
弟は冷凍怪獣のペギラ。たぶん、こちらも電動だったと思うが。
今はディスプレイモデルが主体でモーターライズ物が少ない。
解説もある。
・・2号G型も増強配備されとるぞ。
戦車兵1体と歩兵が4体ついている。
兵士はアフリカ軍団ということで熱帯服。
組み立て説明書にはジオラマの写真が載っているが・・
これは最初に発売された1971年当時のものではなかろうか?
なんか、地べたにそのまま置いて写真を撮りましたという感じなのだが。
88mm砲が発売されたのは1972年。
その何年か後?にアタイもドイツ 88ミリ砲にあるように地べたに置いて写真を撮ったことがある。
ジオラマというものが流行り始めた頃だったと思う。
最初はそんなもんでしょう。
簡単な製品レビューも終わったので・・倉庫に入れておこう・・(^^;