【ミリタリプラモデルのストックリスト】タミヤ 1/48 ミリタリミニチュアシリーズ No.31 フォルクスワーゲン タイプ82E スタッフカーを買った。タイプ82Eは地上最低高がタイプ60より75mmあげられた「オフロードタイプ」。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
陸上自衛隊 74式戦車(冬季装備) (タミヤ 1/35)
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.168
陸上自衛隊74式戦車(冬季装備)
株式会社 タミヤ
1993年9月発売
2013年1月購入 (購入時価格 ¥2,500(税別))
陸上自衛隊が61式戦車の後継として開発、1974年に制式化された国産二代目の主力戦車。
1975年から三菱重工業による生産が開始されている。
タミヤの1/35スケールの陸上自衛隊の戦車は61式、74式、90式がラインナップされているようだ。
61式、90式はストックしてあるので、残りはこの74式だけだったが、なかなか模型店でみかけることはなかった。
・・もっとも、模型店自体もあまり見かけないが。
この74式にしてもこのシリーズにはNo.114とこのNo.168(冬季装備)がラインナップされているようだが。
No.114はかなり古い製品なのでもう再販されることはないのか?
まぁ、あまりこだわりはないので店頭でみかけたこの冬季仕様をストックしてみた。
・・2013年3月、ミリタリーミニチュアシリーズに10式が追加された。
買わなくちゃ!?
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
パッケージ
パッケージの側面には雪中の実車の写真が載っている。
それと、上から見た迷彩塗装図。
また、74式戦車の解説もある。
外観上の特徴は砲塔の砲身基部左側にある四角い箱・「照準用暗視装置投光器」だろうか。
ただ、雪中の実車の写真にはないが。
また後述するが、この模型は車体姿勢を変更した形で組み立てることもできる。
パッケージの反対側面は前後、左側面の迷彩塗装図。
模型要目には「主砲砲身のサーマルジャケット能力アップのための改修を受けた姿をモデル化。」とあるが、サーマルジャケット仕様かサーマルジャケット無しかを選んで組み立てられるようだ。
サーマルジャケットは発砲の熱によるたわみを防ぐ目的で砲身に着用されているもので、量産型の途中から。
他にも渡河仕様なども選べるみたい。
・・詳しく知らないアタイとしては作る時にはおそらくゴチャゴチャした仕様で作ると思う(^^;
キット構成
キット構成はこんな感じ。
車体の中を覗くと電池二本の向きを示した浮き出しの刻印が。
モーターライズ仕様でもなく、電球類もついているわけではないが。
はて?
モーターライズ仕様の製品があるのだろうか・・ それともLEDなどでギミックを作り込みたい人向けに「電池はここにおいてね」ということなのだろうか?
キャタピラ(履帯)は樹脂製。
組み立て説明書には「キャタピラが切れた時は、ホッチキスなどで補修して下さい。」とあった。
なるほどねぇ。
先日ストックしてある古い戦車の箱を覗いたらキャタピラが切れていたのを発見。
ストックしておく期間が長いと経年劣化でこんなこともあるのかと思いつつ、タミヤに補修パーツを申し込んでももうなくなっているんだろうなぁ。壊れた場面にでもしようか・・
と思っていたがこんな補修の仕方もあるんですなぁ。
ただ、あまり古くなるといたるところで切れてホッチキスの針だらけになりそうだが。
ただ、こんな説明書きがあるということは、やっぱ結構切れて補修パーツの申し込みが多いんだろうか?とも思うが。
タミヤの1/48スケールのキットでは樹脂製のキャタピラを使っているものもあるが、1周分が数個のプラパーツで構成されている組み立て式のものが結構多い。
あらかじめ弛みも表現されている。
樹脂製のキャタピラの場合、自分なりに弛みを表現するのが難しいと思うのだが、 そのうち、1/35スケールでも順次プラパーツ製のものになっていくのであろうか。
兵士の人形は冬季迷彩仕様の車長(左)と同じく冬季迷彩仕様の装填手(右)。
さらに通常仕様の車長と操縦手。
組み立て説明書の兵士塗り分け図。
左の二人が冬季迷彩仕様。
右の二人は通常仕様。
組み立て説明書の塗り分け図には「冬季迷彩仕様」と「通常迷彩仕様」が描かれている。
1/35 ミリタリーミニチュアシリーズのNo.114の74式戦車は通常仕様、このNo.168は冬季仕様と分けられていると思ったのだが、どうやらこのNo.168で通常仕様も製作できるようだ。
No.114はなくなるのかな?
砲塔部のマーキングは、
- 第11戦車大隊第4中隊車両
- 第71戦車連隊第4中隊車両
- 第73戦車連隊第1中隊車両
- 第2戦車大隊第1中隊車両
の4種が描かれている。
第73戦車連隊第1中隊車両は通常迷彩時のマーキングもある。 通常迷彩の車両を作る時はこれですな。
この模型では姿勢変更ができ、サスペンションアームの取り付け角度を変更することで地面がどのような状態でも車体が水平になるように組み立てることができるようだ 。
こういうのがあると、すぐやってみたくなるが、待てよ・・
こりゃ、地面をよく考えて完成度の高いものを作っておかないと。
地面なしにそのまま飾るとけつまずいたような形になると思う。
そりゃ、それで面白いかも知れないが、ウケを狙ってもしょうがないし。
全長:198mm、全幅:93mm