【艦船プラモデルのストックリスト】アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.431 日本潜水艦 伊-1 & 伊-6 を買った。対米作戦にも使える長距離巡行型潜水艦として計画され、真珠湾攻撃にも参加した伊-1潜水艦とその改良型の伊-6潜水艦。倉庫入りの前に簡単な製品レビューを残しておこう。
日本海軍水上機母艦 瑞穂 (アオシマ 1/700)
1/700 ウォーターラインシリーズ No.550
日本海軍水上機母艦 瑞穂
株式会社 アオシマ文化教材社 ¥2,200 (税別)
2015年8月購入
1939年(昭和14年)2月に竣工した水上機母艦。
まぁ、専門的なことはいろいろとあろうけれども・・
航空母艦はその艦種が誕生した当時は別にして、飛行甲板を車輪付きの飛行機が発着する感じのもの。
水上機母艦はフロートのついた水上機をカタパルトから発進、もしくはクレーンで水上に降ろして発進。帰艦、着水した水上機はクレーンで吊り上げて格納する、という感じのもの。
瑞穂の搭載機は九四式水上偵察機常用24機、補用8機だったそう。
パッケージ
「タービンエンジンを装備していなかったこともあって、機関不良に原因する速力不足に悩まされる艦であった。」とか「艦隊に所属する時間よりもドック入りの時間の方が長かった。」とか。
大活躍したというものではないので、ちょっとなじみは薄いかも。
倉庫に入れる前に簡単な製品レビューを備忘録がわりのこのHPに残しておこう。
キット構成
キット構成。
パーツはこんな感じで結構なボリューム。
クリアパーツも何点かある。
組み立て説明書のパーツリストには載っていないが、汎用品の日本海軍装備品(大型艦)が同梱されて使用することになっている。
アオシマ 1/700 日本海軍装備品(大型艦)。
機銃や偵察機、探照灯など30のパーツがある。
袋の裏側から覗くと・・
機銃にも九六式25mm3連装機関銃煙避盾付、八九式12.7cm連装高角砲等々がある。
・・・専門過ぎてわからん(^^;
まぁ、シロートとしては説明書に記載があるパーツを指定の場所につけるだけ。
余ったパーツの流用は詳しくなってから考えよう。
といっても、間違って取り付けてても自分でもワカランと思うし、組み上げたものも、そんなんわかる人には見せられんレベルの出来でしょうから。
プラモデルに思う
昔から模型を作っているときに艦船に限らず思うことなのだが、組み立て説明書にはA-1、A-2という風にランナーとそのランナー内の番号部品とそれを接着する場所が示されているが、特に戦時中の艦船模型については「この部品の名前って何なのよ」とよく思ってた。
車やバイクなどと違い、ミリタリ物など日常生活になじみが薄いので名前すらわからん。
そんなんに限ってエッチングなどのアフターパーツが多い。
ディテールアップパーツや汎用パーツに○○式機銃とか書かれてても、どこにつけていいのかわからん。
それは時代考証的に見ておかしいとかいうレベルではなく、このパーツって名前は何よというところからわからんのだからしょうがない。
艦船模型についてはどうしてもプラ成形では表現に限度があるようで、結構精密なエッチングパーツも売られているが、説明書もほとんどなく、パーツだけ袋に入っているものもあり、買ってもそもそもどこの代替品なのか、新たに追加するものかすらもわからんものもある。
エッチングパーツはほぼ、マニアックな知識をもってるオタクさん専用部品のような気がしてとっつきにくい。
まずネットや雑誌で実物の知識を得たうえでないとどこに使用するかわからないパーツも多々あり買うふんぎりがつかない。
さらには、エッチングパーツを使用するには多少なりとも技量も必要だが、高価で多用することができないのでスキルアップもできない。
大型艦のプラモデルは1/700のものでも3,000円を超えるし、これにエッチングパーツや木製甲板などのアフターパーツを多用しようとしたら数千円コースとなる。
負のスパイラルを感じる。
ネットで容易に調べ物ができる時代になった。
説明書にもっと部品の名前とかの情報があれば調べやすいし、特にエッチングパーツともリンクしていればとっつきやすくなるのにと思うのであった。
最近の安価な完成品も多い。
ディテールはそれなりという意見もあろうが、値段からしてみたら上出来という意見もあろう。
アタイは後者。
結構よくできてるものが多い。完成品のコレクターも結構増えているようだし。
プラモデル離れが増えてもいたし方ないか。
で、瑞穂に戻ると・・・
ランナーには「千歳型共通」「瑞穂専用」などの刻印がある。約半分が共通部品のようだ。
水上機母艦千歳型の共通エッチングパーツセットも発売されているとパッケージには印刷されていた。
瑞穂は航空兵装と甲標的搭載の艤装は千歳型とほとんど同じということで、このエッチングパーツも使用できるようだ。
どこに、どう使うのかは・・情報が少なすぎてわからん。
搭載機
水上機母艦ということで気になるのが搭載機。
- 零式三座水偵
- 零式水上観測機
- 94式水偵
- 95式水偵
の4機のようだ。