錆落とし中のC62。ボイラー外火室までラギングのやり直しが終わったので外装の再塗装をボチボチと再開。錆止めにサッと耐熱ペイントを塗っているが、できたところから塗っているため、まだらになっている。
本格的に錆落とし開始(ライブスチーム)
ロッド類の錆もひどいが、一番ひどいのが動輪。
本格的に錆落としを開始することにした。
動輪を傷つけないよう、表面の赤茶けた錆はとりあえず真鍮ブラシでゴシゴシやるが、なかなか落ちない。
スチール製のワイヤーブラシに変えてゴシゴシやると結構落ちてきた。傷もあまりつかないみたい。
第1動輪や動輪の内側はモーションプレートやら板バネが邪魔してはかどらない。
おかーちゃんと子供を呼んで上下ひっくり返すことにした。
ボイラー受けも錆びているし、ひっくり返すと壊れそう、従台車の車輪の錆もひどい。
よし、外して磨こう。
なかなか完成の方向には向かっていかないのに、バラす方向はどんどん進んでいく。
錆が目立つので、この写真も小さめ..従って、上下逆さまになっているといってもよくわかりません (^^ゞ
ひっくり返してみると、シリンダー部の塗装やドレン弁まわりは非常に綺麗であった。その他の部品も大丈夫。
ドレン弁まわりはステンレス材を使っていたためだろう。
ワイヤーブラシで表面の赤茶けた錆びを落とすと、下には黒ずんだ錆びが出てきた。
フランジの一部にはわずかではあるが浸食されてへこんだ部分もある。ショック!!
へこんだといっても、0.5mmにも満たないもので、走行には全く影響はないのだが、心理的な影響が..
タイヤ側面、内側は耐水ペーパーに油をつけ、木片に巻き付けてゴシゴシ。
ついでに、ロッド類など平面部分もゴシゴシ。
半日もゴシゴシやっていると少しずつではあるが、黒ずんだ部分も落ちてきた。
タイヤの側面と内側、ロッド類は根気よく耐水ペーパーで磨けばそれなりになりそうである。
ただ、踏面とフランジは耐水ペーパーとはいかない。
車輪に変形している部分などがあると、ブレーキをかけたとき、その部分で車輪は回転しないでレール上を滑ってスキッドが出来る。
その後はスキッドがひどくなり後はガッタン、ガッタンとなるから..
(耐水ペーパーなので、それほど神経質にならなくてもよいか? でも、油断大敵。)
まあ、踏面とフランジは鉄レールの上を走らせればそのうち摩耗して綺麗になるか!?
とりあえず、金属みがきとボロ布で磨き、数メートルのレールひいて往復させてみようかな。
といっても、摩耗するまで往復させるなんて不可能だよなぁ。こんなんで摩耗してたら本当に走らせたら車輪はガタガタになるよなぁ。
・・わらにもすがりたい気持ちなのである。
錆を見たときは、タイヤは削り直しかと思ったが、削りだし当初の金属面の美しさはいずれは無くなっていくものと考えれば、磨いただけでも何とか使えそうである。
..動輪を外すとさらに完成が延びそうで..いや、完成するかどうか怖いものがある。