Nゲージのディスプレイ用のターンテーブルを可動式にした。となると満足に回転しないTOMIXのターンテープルはお役御免。線路配置も10°としたのでTOMIXの機関庫もお役御免。ストック箱の整理も兼ねてこれらで機関区のジオラマ/モジュールを作り始めた。
100均の素材で、Nゲージの車両ケース
20~30年前(いやもっと前か?)は、Nケージの車両は単品で販売されているものが多く、ブック型のケースに入ったセット物はまだ少数の時代があった。
飾り棚を作って個々のケースから出して飾っていたものもあった。
それらの元々のケースは床下に片付けていた。
飾り棚を廃棄した際、車輛は元のケースには戻さずにまとめてダンボール詰めに。
横着者のなせるわざ。
固定式レイアウトを作り始めたのを機に、車輛たちをレイアウト付近に置こうと思いダンボール箱から引っ張り出してきたが、やはり、ケースなしでは取り扱いにくいし、車輛単品のケースに戻したのでは場所をとる。
さりとて、メーカー製のブック型のケースはお高い。
他人様のHPでは、100均の素材を使ってケースを自作しているケースも見受けられる。
展示するためのものではないので埃がよけられて収納が省スペースであれば、見栄えは多少悪くても・・ということでアタイも作ってみることにした。
工作
ケースとなるのはA4サイズよりちょっと大きめの「書類収納ファイル A4 ワイド」というもの。
クリアと銘打っているが、乳白色の半透明のもの。
一応内部も見える。
車輛同士やケースと車輛の緩衝材にするのはすきまテープ。
ケースの底に敷くのはカラーボード。
発泡ボードで爪で傷がつくくらい柔らかいもの。
ファイルケースの縁にすきまテープを貼っていく。
すきまテープには両面テープがすでに貼られている。
底にはカラーボードを敷く。
すきまテープを貼り、カラーボードを敷き終わった状態。
車輛同士の仕切りに使う緩衝材にもすきまテープを使用。
厚紙の両サイドにすきまテープを貼る。
ケースを左右に分割するように仕切りを入れた。
続いて、1輌ごとに横の仕切りを入れた。
ちなみに、一番最初に作ったものは、まず長手方向の横の仕切りを作って、後から左右に仕切る縦の仕切りを入れた。
作るのが簡単そうに思えたのだが・・
仕切りはスポンジのテープと厚紙だけなので非常に曲がりやすく、結局ヨレてしまった。
なので、次以降に製作したものは、この写真のように最初に左右分割の縦の仕切りを入れ、後から横の仕切りを入れるようにした次第。
スポンジのテープの芯となるのが厚紙ではなく、プラ板等の固いものであればきれいに仕上がるかもしれない。
・・コストも上昇するが。
ケースの底に敷いたカラーボードは発泡ボードで爪で傷がつくくらい柔らかいものなので、車両の出し入れをするとすぐに傷だらけになるのは必至。
なので底の部分は一工夫。
食器棚に敷くクッションシート。
(1仕切り分)のサイズに切る。
まず、カラーボードを1輌分
1輌分のサイズに切ったカラーボードにクッションシートを巻き付ける。
クッションシートを巻き付けたカラーボードを埋め込んでいく。
これで、完成。
10輌収容できる。
TOMIXのコキ50000形。
手持ちの車両は7輌だったが、車両を入れるスペースは10輌分。
・・なので、3輌追加で購入した。
ウ~ム、意味がわからん買い物になった・・
103系や211系、荷物車など単品買いした車両のケースを作り始めた。
ちなみに、底板の下には中身がわかるように内容物を印刷した紙を挟み込んだ。
カラーボードは450mm×840mm、すきまテープは2.5mなどの単位なので、1ケース作るだけだと余ってしまう。
今回のように複数のケースを作るのなら1個当たりの製作単価は安くなると思う。