固定式のNゲージレイアウトの天敵・埃。その対策として、レイアウト全体をアクリル板で囲ってしまおうというスタンスで工作中。今回はレイアウト台枠の下部に位置する周回部分のうち、その天井となる部分の対策。
Nゲージレイアウト用台枠に電子部品取り付け開始
Nゲージレイアウトに取り付ける予定の踏切、ポイント制御、効果音の再生などの電子部品類は、 一旦 Nゲージレイアウト用電子部品のベース 上に取り付けている。
それらをレイアウト用台枠の裏側に取り付ける作業を始めた。
レイアウトはコの字型にする予定で、メインとなる台枠から2つの台枠が出っ張る感じ。
今のところ、その出っ張る部分の台枠ができているので、まずはその部分から。
この出っ張る部分はメイン部とは切り離せる・・というか、切り離さないと収納できない。
ということで、全体は三分割ということになる。
大きい方の台枠は約1,800mm×300mmで信号場となる予定。
小さい方の台枠は約1,200×250mmでローカル線の折り返し駅となる予定。
ポイントの切り替え、線路へのコントローラの割り当てなどの制御は、現在・・(気が向いたら)・・製作中のNゲージレイアウト用制御盤で行う予定。
だが、台枠を三分割して切り離した状態なら、それぞれの部分で楽しめるよう個別に制御盤を作っておいた方がいいんじゃないか?と考えてレイアウト製作は迷走状態となっている今日この頃。
台枠個別の制御盤
個別の制御盤は台枠の横に取り付けることにした。
木の板を四角に組む。
写真の側面に見えている穴にネジを通して台枠に固定する。
この制御盤でもポイント制御、信号の現示ができるようにした。
線路配置等の図を描いてシール用紙に印刷。
アクリル板に貼り付けた。
こちらはMP3の効果音を再生するためのスイッチ。
左の基盤はタクトスイッチの列で再生する音源を指定するもの。
右の基盤はPICマイコンのPIC16F886。
左のタクトスイッチの列の基盤とこの基盤を制御盤のアクリル板を挟んで配置することになる。
効果音の再生は、
- どのタクトスイッチが押されたかをPIC16F886で検出し、USARTでMP3の再生を制御するPIC24FJ64GA002に送信する
- PIC24FJ64GA002は指定されたmp3ファイルのデータをSDカードから読み込み、MP3デコーダであるVS1011を使って再生する
ということになる。
完成間近の制御盤。
透明部分の左側が効果音の再生スイッチ。この背面にPIC16F886の基盤がある。
透明部分の右側はArduino unoで作ったコントローラ。この台枠単体で列車の走行ができるようにする。
白色の部分はポイント切り替え、信号現示部分。
制御盤はネジでレイアウト台枠に取り付ける。
一応、簡単に取り外して修理ができるよう蝶ネジで固定。
レイアウト台枠横に制御盤を取り付けるとこんな状態になる。
レイアウト台枠裏側には踏切の音と遮断機用サーボモーターを制御するPICマイコン部分、効果音のMP3を再生するPICマイコン部分などを取り付ける。
MP3の再生時、スピーカーは裸で取り付けていると高音が強調されるので、箱状にして取り付け。
小さい台枠の裏側はこんな感じで仕上がり。
こちらは信号場とする大きい方の台枠を裏側から見たところ。
制御盤も多少大きく作った。
信号場とする大きい方の台枠を上側から見たところ。
制御盤の基本的な構成は小さい台枠と同じ。
左端の効果音再生スイッチは、音の配置が決まった時点でその名称を書いたシールを作って貼る予定。
タクトスイッチは20個。
再生途中での停止用に1個使用するので、音源の再生には19個割り当てられる。
ローカル駅の効果音として19種類の音がなかなか思いつかない・・
ひとまず、大小二つのレイアウト台枠に電子パーツで作ったものの取り付けが完了。