Nゲージレイアウトの駅のアナウンスなどのMP3音源と気動車のアイドリング音、蒸気機関車のドンキーポンプ音などのWAV音源を出力するスピーカーを台枠に設置した。
メイン台枠周回レイアウトのベース部分の工作(Nゲージレイアウト)
作成中のNゲージレイアウトのメイン台枠。
今回は、その下段に台枠を周回する複線エンドレスのレイアウトを取り付けるための床の部分の工作。
床板の工作
裏側は9mm×60mmの桧材。
これに100均で売っている300mm×600mm×6mmのMDF材をネジ止め。
(この写真は裏面。)
この床板をメイン台枠に水平に取り付けたアングルにネジ止め。
フローリングの床からの高さは30cm。
ほぼすべての作業を室内で行うので、衝撃を伴う釘は用いず、ネジ止めによる固定を主とした。
メイン台枠を周回するので、床板は、手前側と奥側の2本。
縁には100均で売っているリメイクシートを貼り付け、桧材、MDF材の縁が直接覗かないようにした。
また、前面はアクリル板を置いて埃除けとする予定なので、そのレール代わりにU字型のアルミのチャンネルを取り付けた。
アルミのチャンネルはドリルで穴あけをしておき、そこにプライヤなどで小鋲を打ち込んで固定。
床板の設置完了。[写真はパノラマモード]
これはパノラマモードで撮影したもので、床板が曲がっている訳ではありません。・・念のため。
こんな曲面が簡単にできれば、それはそれで便利だが。
埃除け
アングルで台枠を作り始めてしばらく経つが、やはり埃が積んでますなぁ。
以前作った半固定のレイアウトも埃が積むと掃除が大変だった。
埃を払う時点で建築物などについている小物などはポロポロと外れて悲惨な状況になっていた。
・・ ということで、レイアウトを作るなら埃対策は必須。
布などのカバーで覆うという手段もあるが、今回のレイアウトの大きさは1300mm×3600mmと割りと大きめ。
布をかけたり、外したりする時点でレイアウトを壊すのは間違いないでしょう。
それに、布の材質によってはそれ自体から埃がでるし。
今回は、アクリル板で覆ってしまおう!!
今回作っている部分は、メインの台枠の下部を周回する部分。
レイアウトを鑑賞する前の面はアクリル板を貼るが、背面の部分はプラダン(プラスチックダンボール)を貼ることにした。
プラダンはベニヤ板に比べて軽量で、安価。
・・ただし、板厚が薄いと折れ曲がりやすい。
背面になる部分には印刷した絵を貼ることにした。
プラダンの厚さはいろいろあるが、ここでは自立させてもあまり曲がることがないよう3mm厚とした。
こちらの面は、レイアウトの手前となる面。
常時見えることになる。
ここは高架駅を配置する都会。
ということで、背景の絵はビル、ビル、ビル。
写真に写っている部分は1.8m。 まぁ、似たような絵柄になりますな。
側面となる部分は見ることはまずないので、外側もアクリル板ではなくプラダンにした。
プラダンの上下に樹脂のチョコアングルを両面テープで貼り付け。
レイアウト側にはチョコアングル部をネジ止め。
ここのプラダンは2mm厚。
2mm厚だと筋目方向に折れ曲がりやすいが、
ここは少しでも軽量化・・と、コスト削減(^^;
ここは手前の面から奥の面を繋ぐカーブのレールを敷く部分。
床下から埃が舞い上がってこないよう、床板の隙間もプラダンでカバー。
手前の面から奥の面へのカーブの部分を少し上から見るとこんな感じ。
レイアウトの中央部はプラダンで囲まれて空洞状態。
これはレイアウトの奥の面からみたところ。
この隙間がレールの敷設場所。
こちらは奥の面。
2m近くは鉄橋となる。
ということで、背景の絵は富士山。
背景と言えば銭湯同様・富士山とは、イマジネーションが乏しいのだが、横長の絵の素材集めが難しいということもあるので。
A4サイズ数枚の組み合わせで、インクジェットのプリンターで印刷したもの。
PCの画面上ではグラデーションにさほど違和感があった訳ではないが、実際に印刷してみると、かなり濃淡がでて違和感だらけ。
特にこの写真の奥の方に見える山頂のすぐ左側の絵の色がやけに白っぽい。
インクの状態なのかどうなのか・・
ちなみに、この周回部分に貼り付けたビルやら山の絵だけでインクの使用量は2セット分。
(多少予備の用紙も印刷しているが。)
用紙全面に色付けてる訳だから、それなりにインクを消費するわなぁ。
市販されている背景画もあるが、好みの絵柄があればそれを買った方が安くつく場合もありそう。
こちらは、もう一端の側面。
周回部分は単なる小判型のエンドレスであるが、メインのレイアウトはコの字型レイアウト。
ここにはコの字型レイアウトの出っ張り部分からレイアウト上面に上るためのループ線が配置される。
やはり、床からの埃が舞い上がらないよう、プラダンでガード。