Nゲージの固定式レイアウトのストラクチャーを作り始めてメーカーによってはスケール感に違和感があることに気が付いた。違和感ありありの建物については使用しないことにしたが、ホームはどうなってるんだろう。
Nゲージレイアウト 街を作る(3) 照明

製作中のNゲージレイアウト。
レイアウトの中心部分に配置する街。
LEDによる照明の取り付けが完了した。
街灯の工作
街中にはLEDで点灯するいくつかの街灯を設置した。
使用したのは津川洋行の街灯。
(写真上) 電柱部分はポリウレタン線を通すため外径φ1.2の真鍮パイプを使用することにし、灯火部分をカットして使用。
(写真上) 工作を簡単にしようと思ってポリウレタン線を電柱に沿ってはわせ、熱収縮チューブで固定してみたがちょっと太めになるのでやはり真鍮パイプを使用することにした。
でも、ちゃんと塗装すればあまりシゲシゲと眺めない部分に設置する分として量産するにはこの程度でよいのかも。
(写真上) 真鍮パイプに配線を通すφ0.7のドリルで穴開け。
少し大きめの穴だけどいいでしょう。
また、クリップをゴリゴリと通してバリとりをしてポリウレタン線が断線しないように。
(写真上) 街灯の傘に配線用の穴をあける。
また、電柱部分にはクリップが入る穴もあける。
(写真上) 街灯の傘はLEDが入る部分を太めのドリルで座ぐる。
(写真上) 街灯に使用したのは1005のオレンジの表面実装用のLED。
1005=1mm×0.5mmの大きさ。
オレンジ色としたのは街灯とするのでぼんやりと灯せば電球色よりも薄暗くていいかなぁと思って。
(写真上) 街灯の灯火部分にLEDを埋め込み、電柱部分にクリップを差し込んで接着が終わった状態。
(写真上) 灯火部に差し込んで接着したクリップを真鍮パイプ側に差し込んで接続する。
(写真上) 当然ながら、真鍮パイプに差し込むクリップは配線を引き込む穴をふさがない長さにしておく。
(写真上) 真鍮パイプの下側から配線を引き出す。
(写真上) ポリウレタン線はデュポンコネクタを使用して配線。
(写真上) テスト点灯。
(写真上) 傘の部分のLEDはUVレジンで固定。
(写真上) ウォームホワイトのLEDでも作ってみた。
(写真上) 街灯の色比較。
左がウォームホワイト、右がオレンジ。
オレンジ色でも良さそう。
構内灯の工作
続いて駅近辺にある施設用に構内灯を。
これも津川洋行の製品を使用。
(写真上) 使用するパーツは街灯と同じ。
(写真上) 真鍮パイプに配線用の穴をあける。
あらまぁ、写真で見るとピンバイスが錆びてきてますなぁ・・
(写真上) クリップは錆びてるんじゃなく、真鍮パイプを試しに茶色に塗装するときに一緒に塗っちゃった色。
(写真上) 街灯同様、灯火部分にクリップの足をつける穴をあける。
(写真上) 灯火部分にクリップで足をつける。
(写真上) 灯火部分のクリップの足をカット。
(写真上) 傘にLEDが入るスペースを太めのドリルで座ぐる。
(写真上) 傘にポリウレタン線を通す穴をあける。
(写真上) 構内灯 量産。
(写真上) 傘からのポリウレタン線はステーに巻き付けた。
(写真上) ポリウレタン線を真鍮パイプに通す。
(写真上) UVレジンライト
LEDを傘の部分にUVレジンで固定する。
(写真上) 硬化させてるところ。
街の照明 点灯風景
照明は大きめの建物でLEDストリップライト(テープLED)のカットライン単位の長さのものが収容できる場所にはLEDストリップライト、収容できない場所、街灯、構内灯は単体のLEDを使用した。
単体LEDによる照明
街灯、構内灯などは上記のとおり配線の接続部用としてデュポンコネクタにしてある。
街の台枠裏にはデュポンコネクタと制限抵抗を取り付けた配線をしておいた。
単体LEDの回路は2系統設けておいた。
1系統だとどこかにトラブルがあると全消灯になるが、2系統にしておくと半分程度は点灯できるだろうから。
(写真上) お~、街灯が真っ赤じゃ!!
といっても、実際はこの写真で見るほど赤くはないのだけどなぁ・・
照明はLED単体のもの、LEDストリップライトを使用したものともに明るさを調光できるようにしている。
写真を撮るためかなり明るくしているのでこんな写り方をしたのではなかろうか?
ちなみに、我が家のレイアウトでは2種類の機器を使用している。
(写真上) パネルを設置できる箇所にはこのような基盤のままのPWMコントローラ。
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(写真上) パネルを設置せず、台枠に裸で吊るすようなところはこのようなケースに入っているLED調光器。
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(写真上) アパートの部屋にはストリップライトがカットライン単位で入らなかったので単体LED。
その隣の家などは単体LEDの配線の経路上にあたるのでついでに単体LEDにしておいた。
アパートなどは部屋が区切られているので試しに2部屋点灯しない部屋を作ってみた。
ただ、この写真ではすべて点灯しているように見えるが・・
(^^ゞ
(写真上) お堂の参道付近には街灯を設置。
(写真上) 貨物扱い所の裏手は構内灯を設置して公園を照らすようにした。
(写真上) 貨物扱い所付近。津川洋行の日通事務所、ジオコレの倉庫やホームがある。
ホームや倉庫にも照明を取り付けた。
LEDストリップライト
LEDストリップライトと単体1系統を点灯させた状態。
(写真上) 商家、民家などにはLEDストリップライトを設置。
(写真上) 中央の学校、1部屋消してみた。
フツー、街中を歩いていて1室の電気が消えていたら、「あ、もう帰ったんだ。」と思うだろうけど、模型だと「あの部屋、点灯してないよ、壊れてるんじゃない?」という人が多いのではないかと勝手に想像するのだが。
ちなみに、学校、役場などのほか、どの家も玄関、窓にはティッシュで遮光して部屋の中のLEDは見えないようにしてある。
ティッシュを一旦くしゃくしゃして伸ばして貼っている。
トレーシングペーパーでもよかったのだが、ティッシュの方がお安いし
(^^ゞ
(写真上) 照明の色は、白色、電球色の2種類を使用した。
(写真上) そば屋、1階は営業終了で消灯、2階のみ点灯。
これなら誰が見ても壊れてるんじゃない、お店終わったんだと納得?
(写真上) 手前が駅前になるのだが、ちょっと暗いかなぁ。
ジオコレの建物は屋根や壁からLEDの光が透過して漏れるものがあった。
これらは塗料を塗って遮光した。
(写真上) 駅舎はまだ固定していないが照明は点灯できる。
やっぱ、古い駅舎の照明は電球色でしょうなぁ。
(写真上) タクシー会社の車庫内も点灯。
いつタクシーを入れてもよいように。
(写真上) 貨物扱い所付近。
(写真上) 街の左側。
後方は田んぼになる予定なので暗くなる。
(写真上) 街の中央部。
それなりに明るくなった。
(写真上) まだ人は多く配置していない。
ただ、貨物扱い所はこれだけ明るくなったら人も多く配置しなくちゃならんか?
ウ~ム、ひっそりとした田舎ではなくなる。
ひなびた感じにしたいのだが。
さて、人々の配置はどうしよう。