固定式のNゲージレイアウトの天敵といえば、埃。布のカバーをかけたり、アクリル板で全体を囲ったりと方法はいくつかあると思うが。今回はアクリル板で囲む方法をとることにした。
Nゲージレイアウト 移設
製作中のNゲージレイアウト。
レイアウトの中心部分に配置する街にLEDによる照明もついて、いよいよレールの敷設。
・・と思っていたのだが、諸般の事情により別の場所に移転の必要が出てきた。
=2024年5月末=
そこそこ大きい固定式レイアウト。
しかも街の部分がやっと出来上がってきたところ。
移転作業でかなりダメージがでるかもしれない。
_| ̄|○ ガクッ!
ガクッとばかりしてても進まない、よし、解体じゃ!!
落下物で壊れないように下段部分解体中。
取り付けたばかりの街の部分も取り外して。
これはアングル材で周囲、底面を補強して台がしならないようにすることにした。
ベースには欠き取り部分があり、側面は補強できないので底部に斜めにアングル材を置いてしならないようにすることにした。
アングル材でそり防止をしながら少しずつ持ち上げてみてはしなり具合を確認。
斜めに3本ほどアングル材をわたすとなんとか大丈夫・・かも?
マスキングテープにどこの部分かを書き込んでスマホで写真を撮りまくった。
基礎のアングル材、アルミ材も相当な数になるのでこんなにしないと元通りに復元するのはまず不可能。
下手すりゃ、長方形が台形になって出来上がるだろうから!?
1週間ほどで解体完了。
まぁ、解体は簡単だわなぁ。
問題は元通り復元できるかどうか。
古民家の移設、復元などの話も聞くが実際にやると大変でしょうなぁ。
柱が1本でも余ったらどうするんだろう!?
街並みはアングル材に長ねじを差し込んで、上部にもアングル材を。
上部のアングルで吊るして持つようにした。
また、丸棒も配置してこれらに段ボールかぶせて全体を覆うことにした。
=2024年9月=
レイアウトの移設を始めてから3ケ月。
なんとか復元が完了した。
アングル材同士はねじ止めしてあったのが、そのアングル材のねじ穴部分は長穴。
やはり、ぴったりと同じ位置に戻すのは困難。
ちゃんと天板などの穴位置を合わせたり、埃除けのアクリル板がちゃんと取り付けられるようにするのに手間取った。
結果、若干のズレが残ってしまったが、まぁヨシとするしかない。
一番心配だった街並みもほぼ復元完了。
大きな破損はなかった。
機関庫のベースも無事収まった。
パノラマ写真。
一番の問題は・・ もともとは6帖強の洋間と6帖の二間続きの場所の洋間の部分に設置していたレイアウト。
6帖強ということで、狭いながらもレイアウトの横を通って反対側にいける通路分の幅があったのだが、今回は二間続きの6帖の和室が二部屋。
レイアウトの横を通り抜けることができなくなった。
反対側に行くには一旦部屋を出て別の出入り口から。
さらに、窓側の短辺の工作を行うには・・窓をあけて、庭から作業ということになった。
まぁ、しょうがない。
こちらの短辺の保守作業は窓をあけて、庭から。
街並みもほぼ無傷で移設完了してひとまずはホッ。
これまでは洋間に設置していたのだが、今回は和室。
台枠はキャスターをつけて移動できるようにしていたのだが、今回は畳の上にコンパネを敷いて対応。
洋間の時は最下段に小物をおける場所を設けていた。
この下にもキャスターがあって台枠自体から独立して台枠に重量がかからないようにしていたのだが、当然畳の上では無理。
このキャスターを取っ払って台枠に吊るして・・まで確保すべきスペースじゃないので撤去。
ウ~ム、3ケ月。結構かかったなぁ。