痛車のプラモデル。家族に内緒で玄関に置いてみた。・・・すぐにバレた。やはり、怒られた・・
アンプ(ONKYO PR-155)が壊れた
ONKYOのBASE-V10(S)のアンプ・PR-155が壊れたみたい。
STNADBYランプがつかず、電源が入らない。
一度コンセントを抜き差しすると電源は入っていたのだが、もう騙されてはくれなくなったみたい。
BASE-V10は、2002年に発売された5.1chサラウンドスピーカーシステム。
ONKYOのサイトでは「DVD&5.1chをフルに楽しむ、横幅155mmの新しいカタチ」と紹介され、税抜60,000円だったみたい。
アンプのPR-155という名前は横幅155mmから来てるのか?
その後、BASE-V10X、BASE-V15X・・等々と変遷して最近ではBASE-V60という製品があるようだ。
我が家にあるV10は2002年発売ですでに16年目、製品末期が2004年くらいだから、その末期のロットの製品を買っていたとしても14年。
もう一台持っているV15Xは2005年発売なので、初期の製品であれば13年目。
まぁ、双方ともそこそこの年数がたっているので壊れたら新しいのを買おうと思っていたが・・
ちなみに、調子が悪くなり始めていたのでウーファーはPR-155がなくても鳴らすことができるように延命対策をしたばかり。
が、実際に壊れると何とかしたい (^^;
それに、横幅155mのこのサイズ捨てがたい!
こんなサイズのアンプ、今じゃ売ってないし。
セオリーからいくとコンデンサか?
まず、「電源が入らない」と掲示板に書き込むと、電源近くのコンデンサが膨張していないか、液漏れがないかを見てみぃ・・と必ず言われそうな部品・コンデンサ。
で、ケースを開けたみた。
ケース内の左側にあるのが電源部の基盤。
この基板以外のコンデンサも目視した限りではおかしくなっているのはなさそう。
昔、昔、と違って名のあるメーカー品ではコンデンサの液漏れなんてもう、あまり無いのかもしれない。
基板には出力される電圧とかGNDとかも印字されていたのでテスターで測ってみたが、電源部の基盤からはちゃんと出力されているようだった。
ちなみに、コンセントを差し込めば、この電源部からは常時直流が出てて、その先の基盤のリレーで機器の電源ON/OFFがなされるようだ。
STANDBYインジケータも点灯する訳ですから、通電されとりますわな。
電源部のコンデンサたち、十数年も電気溜めてるわけですな。ご苦労さんです。
こんなことを考えると、今は100均のダイソーでON/OFFスイッチ付きのコンセントタップが売られている。
このスイッチ付きのコンセントタップを使えば、リモコンでON/OFFできるメリットは享受できなくなるが、電源部のコンデンサの寿命は延びそうですな。
余談ですが・・ディスクがコンテンツでいっぱいになって保管状態にあるRECBOX、LINKSTATIONなどは電源コード抜いてます。こちらも基板には常時通電されているようなので。
PR-155の基盤は、電源部、フロントのコントロール・インジケータ部、メイン部、デジタル入力部からなっており、その他にチューナがついている。
基板を目視したり、突っついてみた限りでは、浮いてたり、焦げてたりという部分はなさそう。
ジャンク品は売ってるのか?
どこぞに部品どりのジャンク品はなかろうか・・
で、ハードオフに行ってみると、音出し確認済みというBASE-V10のセットが9,000円くらいで売っていた。
ウ~ム、MAX16年物にしてはチト高いかな。
我が家のスピーカー類は大丈夫なので、あと1万円追加して2万円くらいの新品アンプを買った方が良さそう。
じゃ、ヤフオクは・・
何点かのPR-155が出品されていた。
完全なジャンクのアンプ単品が500円くらいから。
電源が入るのを確認済のアンプ単品が1,000円くらいから。
音出し確認済みのセット品というのはやはり、1万円近くから。
まぁ、完全なジャンクはひとまずパス。
電源投入確認済のものなら、送料込みで2,400円くらい。
これくらいなら、ちょっと遊ぶのにも出せる金額かなと思って買ってみた。
電源投入確認済のヤフオク落札品の状態は
コンセントを差し込むと「STANDBY」ランプは点灯した。
電源ボタンを押すとLCDに入力示す「DVD」、「CD」などの文字やボリュームの値を示す数値はちゃんと表示された。
しかし、入力信号の種別などを示す「PCM」「DOLBY」などのインジケータランプは点灯しなかった。
・・これが点灯しないと多分音は出ない。
・・でも、もしかすると、ひよっとすると
・・ 淡い期待を抱いたが
・・音はでない。ダメでした。
ひとまず、こっちをいじってみよう
現時点では、
- 電源が入らないPR-155
- 電源は入るが音がでないPR-155
の2台。
まぁ、いじるなら今回買った「電源は入るが音がでないPR-155」の方か。
チューナー部とデジタル入力部の基盤を外してみた。
この状態で電源を投入してみると。
おっ、「PCM」「DOLBY PRO LOGIC」のインジケーターが点灯した。
音を出してみると。
かなり音が小さい・・
いずれも、MAXやMINまでちゃんと変更できるし、音量も変化している。
ただし、MAXの音量がかなり小さい。
夜の寝室だけで聴くならなんとかいいんじゃない、という程度の音量しかでない。
イヤホンからはちゃんと聞こえているし、音量調節も可能。
ここからの音声を別のアンプにつないで・・
な、アホな。
もともと持っていたデジタル入力部の基盤と交換してみると、「PCM」「DOLBY」などのインジケータランプは点灯しなくなり、音もでなくなった。
つまり、デジタル入力部の基盤は双方ともに大丈夫で、メインの基盤がおかしいのではなかろうか。
ジャンク品2台となったPR-155。
さて、この次はどちらをどのように試そうか。
電源が入らなくなったPR-155のメインの基盤は、電源部からはちゃんと電圧がかかっているようなので、そこからスイッチのリレーがある部分に絞って見てみようか。
それとも。
・・ヤフオクでの価格2,400円分を楽しんだら両方とも廃棄か!?